スレイマン皇帝が突然倒れ、宮殿が悲しみに包まれる中、ヒュッレムはイブラヒムやハティジェ皇女への憎悪を膨らませていた。イブラヒムは名医でもあるスレイマンの乳兄弟ヤフヤを急いで呼びに行く。ヒュッレムは献身的に祈りをささげる一方、病床のスレイマンに反逆者は近くにいると盛んに吹き込んでいた。その頃、マニサにいるムスタファの夢にイブラヒムが現れて皇帝の不調を告げる。壁に映るイブラヒムの影には首がなかった。