皇子ムスタファが皇帝代理を務めるためにマニサから戻ってくる。遠征の準備が整う中、主馬頭リュステムがヒュッレムに思いがけない贈り物をする。遠征前、皇帝スレイマンは側女フィルーゼとひとときの逢瀬を名残惜しんでいた。一方、ヒュッレムは夜伽を務めた側女がナディアであることを疑わず、皇帝の不在中に排除しようと考える。そんな中、タブリーズを掌握した大宰相イブラヒムが、皇帝を意味する“スルタン”を自称し…