第3回 京都・筍~季節の訪れを告げる新たけのこ~
2016年05月12日 初回放送
料理人・松平健、今回は、春を告げる「筍」を求めて、京都へ!
平安時代より農業が盛んな京都・向日市は、筍の名産地。この地で四代続く筍栽培農家・岡田さんを訪ね、早朝の山に入って筍掘りに挑戦!こちらの朝掘り筍はとても柔らかく、アク抜きが不要な程エグみが少ない「白子」と呼ばれる最上級品。その丹念な栽培についても伺います。
そして、京都中央卸売市場に出向き、朝どりの新筍の競りを見学。その熱気を体感します。
また、地元ではこの筍がどのように食べられているのかを知るべく、筍料理の老舗割烹でプロの技を堪能。そして、筍栽培農家・岡田さんご夫婦のお宅では、家庭ならではの料理を教わります。
茹でてよし、焼いてよし、様々な美味しい味わい方を知り、料理人・松平健が編み出したオリジナル「筍」料理とは…?
<地元で筍料理が食べられるお店>
- うお嘉
- 京都市西京区大原野上里北ノ町1262
営業時間 11:30~22:00(入店は20:00まで)
定休日 月~木曜日の間で不定休 - お店より
「筍の木の芽和え、朝堀筍鏡煮などは、[たけのこ会席・千久鳴コース]で提供しております」
<東京で筍料理が食べられるお店>
- 祇をん 八咫銀座
- 東京都中央区銀座6-8-7交詢ビル4F
TEL 03-5537-3866
営業時間 11:30~15:00(14:00 L.O)
/ 17:00~23:00(21:00 L.O)
定休日 日曜日 - お店より
「京筍と生雲丹の前菜、京筍と近江牛の西京焼などは、夜の御献立(コース料理 全八品)で提供。コースの内容に変更が出る場合もございます。予めご了承下さい」
たけのこの器 ~三種~
<たけのこの空豆あえ>
茹でたけのこ | 200g |
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A だし汁 | 200g |
A うすくち醤油 | 小さじ1 |
A 砂糖 | 小さじ1強 |
A 塩 | 小さじ1/5 |
空豆 | 60g |
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だし汁 | 10ml |
B 西京みそ | 20g |
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B みりん | 小さじ1/2 |
B 砂糖 | 小さじ1/2 |
B うすくち醤油 | 小さじ1/2 |
- 1たけのこは1cm厚のくし切りにする。
- 2鍋にAと①を入れて煮含め、薄く味をつける。
- 3空豆は塩茹でして皮をむく。フードプロセッサーに空豆とだし汁を加えて混ぜ、ペースト状にする。
- 4③をボウルに移してBを加え、あえ衣をつくる。
- 5④のあえ衣に、②のたけのこの汁気をきって和える。
<たけのこの佃煮>
茹でたけのこ | 200g (たけのこの器を作った時に削ったもの) |
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酒 | 大さじ1と1/2 |
みりん | 大さじ2 |
うすくち醤油 | 大さじ1と1/2 |
実山椒 | 小さじ2 |
- 1茹でたけのこは食べやすい大きさに切り、水分が蒸発するまで乾煎りする。
- 2①の鍋に酒・みりんを入れてアルコールを飛ばし、うすくち醤油・実山椒を加えて弱火で汁気がなくなるまで煮る。お好みで木の芽などを散らす。
<たけのこのゼリー寄せ>
茹でたけのこ | 50g |
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A だし汁 | 100ml |
A うすくち醤油 | 小さじ1/2 |
桜の花塩漬け | 4個 |
えんどう豆 | 16粒 |
梅肉 | 30g |
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だし汁 | 大さじ3 |
B だし汁 | 200ml |
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B 塩 | 少々 |
B 酒 | 小さじ1 |
B うすくち醤油 | 小さじ1/2 |
粉ゼラチン | 5g |
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水 | 大さじ3 |
- 1たけのこは2mm厚にスライスする。
- 2鍋にAと①を入れて煮含め、薄く味をつけそのまま冷ます。
- 3桜の花は水にさらして塩抜きをし、えんどう豆は塩茹でして冷ましておく。
- 4梅肉とだし汁を混ぜてソースを作る。
- 5水に粉ゼラチンを入れてふやかしておく。
- 6鍋にBを入れて沸かし、火を止めてから⑤を加えて溶かす。とろみがつくまで混ぜながら冷まし、③と②のたけのこの汁気をきって加え、混ぜ合わせる。
- 7カップの内側にラップを敷き、⑥を入れてラップを茶巾に包み輪ゴムでしっかり止める。氷水に入れて冷やし固める。
- 8梅肉ソースを敷いた器に、ラップを取って盛り付ける。
たけのこのおやき
茹でたけのこ | 輪切り3枚分 |
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サラダ油 | 小さじ2 |
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バター | 10g |
醤油 | 大さじ1/2 |
木の芽(刻む) | 適量 |
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B たけのこご飯 | 150g |
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B 漬物(2種類) | 大さじ1 |
B ピザチーズ | 大さじ2 |
B ぶぶあられ | 大さじ1 |
B 片栗粉 | 小さじ1/2 |
- 1茹でたけのこの根元の部分を1.5cm厚の輪切りにして、ドーナッツ状に中央をくりぬく。
- 2漬物とピザチーズは粗みじんに刻む。
- 3ボウルにBを入れて混ぜ合わせる。
- 4①のたけのこのくりぬいた縁に刷毛で片栗粉(分量外)をつけ、③のご飯を詰めてならす。
- 5フライパンに油をひき、④を並べて中火で焼き色がつくまで両面を焼く。仕上げにバターと醤油を入れてからませる。
- 6盛り付けて、刻んだ木の芽を散らす。
たけのこのかき揚げ
茹でたけのこ | 50g |
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空豆 | 30g |
新生姜 | 10g |
天ぷら粉 | 50g |
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水 | 80g |
あおさのり | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
- 1たけのこは食べやすい大きさに切り、新生姜は粗みじん切りにする。空豆は塩茹でして皮をむいておく。
- 2天ぷら粉と水を混ぜてから、あおさのりも加えて衣をつくる。
- 3②の衣に①の具材を入れて混ぜあわせ、170度の油で小さめのかき揚げを揚げる。
- 4盛り付けて、塩を軽くふる。