韓国時代劇 「奇皇后」 - あらすじ

毎週月曜~金曜 17:00~18:58放送(全51話)
番組概要
チンギス・カンが起こした、世界史上例のない巨大帝国、元。
東アジアと東ヨーロッパを傘下に収めるこの巨大な世界帝国を37年間も揺るがした実在の女性、鉄の女と言われる奇皇后の生涯をベースに愛、野望、生き抜くための闘いを壮大なスケールで描く歴史ドラマ!
幼いころから剣術を学び、火のような決断力と氷のような判断力を持つスンニャン(後の奇皇后)。元の皇子でありながら、権力争いにより高麗に流刑されたタファン。国王だったが、高麗を守るため退位させられ、人質として元に向かうワン・ユ。ワン・ユを愛しながらも、貢女として後宮で皇帝となったタファンに仕えることになったスンニャンは、生きるため、そして弱く哀れな高麗の民のために、壮絶な運命の渦に自らを投じていく・・・!
キャスト・スタッフ
[出演]ハ・ジウォン、チュ・ジンモ、チ・チャンウク
[脚本]チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン (『ジャイアント』)
[演出]ハン・ヒ (『Dr. JIN』) 、イ・ソンジュン(『太陽を抱く月』)
第16話「妖術師」
上奏文が何者の仕業か調べ始めたヨンチョルは、タファンの父に仕えていた護衛チョクホの存在を明かす。彼が高麗出身ということを知ったタンギセは高麗村に行き、ワン・ユが村を訪れていたことを知る。スンニャンはパン・シヌと会っているところをワン・ユに見つかり、密かに協力していたことを知られてしまう。スンニャンの身を案じるワン・ユは、スンニャンに二度と会わないと告げ、ヨンチョルをさらに怒らせるための次なる策を練る。
第15話「挑戦状」
スンニャンはワン・ユから血書のことを聞き協力を申し出るが、スンニャンの身を案じるワン・ユはそれを拒否する。ワン・ユは上奏文を利用してヨンチョルが自ら側近を殺すほど怒らせようと画策する。計画のためにはスンニャンの協力が必要と考えたパン・シヌは、ワン・ユに内緒でスンニャンに上奏文を渡す。皇太后が開いた食事会で、ワン・ユの立派なところばかりが際立ち、悔しいタファンはワン・ユに蹴鞠の勝負を挑む…。
第14話「血書の存在」
戦功を上げたワン・ユが大都に戻ってきて、宮中の女性はワン・ユの精悍な姿に色めき立つ。スンニャンとワン・ユは待ちわびた再会を果たそうと夜中に待ち合わせるが、嫉妬したタファンがスンニャンの部屋に訪れすれ違いに終わってしまう。その頃、ワン・ユと共に戻ってきたペガンとタルタルは、先代皇帝の遺したと言われている血書を探し出し、絶大な権力を振るうヨンチョル丞相を蹴落とそうと画策していた…。
第13話「届かぬ思い」
尋問の場でパク・オジンの再診が行われるが、タナシルリ達の期待に反し懐妊が確認される。皇太后は真相を究明するよう詰め寄るが、ヨンチョルは娘タナシルリに罰を与えることでひとまず手を打つ。再診の前にタナシルリから宮中から出られる書付を受け取っていたスンニャンだが、タファンのお付きの女官にさせられてしまう。一方チュルクに勝利したワン・ユは、あえて生かしたペガンらと大都へ帰還しようとしていた。
第12話「敗戦の計」
ペガンはパトルに扮しチュルクの陣に入ることに成功するも、パン・シヌがヨンビスに授けた策により追い詰められる。ペガンの勇猛ぶりを目の当たりしたヨンビスは生け捕りを命じ、ペガンらは捕らえられてしまうが、ワン・ユはそこからの巻き返しを図る。宮中では、タナシルリがスンニャンに命じ、パク・オジンの懐妊が偽りだと噂を流していた。噂は皇太后の耳にも届き、タナシルリはパク・オジンを再診するよう皇太后に迫る…。
第11話「だまし合い」
宮中から出ることを条件に、パク・オジンに毒を盛るようタナシルリに命じられたスンニャン。ソ尚宮の目の前で菓子に毒を入れるが、密かに毒無しの菓子も用意し、パク・オジンは事なきを得る。未だスンニャンの事が気になるタファンは、スンニャンを探すよう高麗に人を送る。西では、ワン・ユの命でパン・シヌとチョンバギがチュルクの陣地に潜入していた。ペガンはワン・ユの部隊を囮に、チュルクへの総攻撃を企てる。
第10話「試された信義」
懐妊したパク・オジンを巡り皇太后とタナシルリの争いが激しくなる中、タファンはヤンのことを気にしていた。ヨンチョルに脅され、タファンはタナシルリと一夜を過ごすが、心ここにあらずのタファンの様子にタナシルリは傷つき、パク・オジンへの嫉妬心を燃やす。一方、西の辺境ではワン・ユの策略により高麗の労役兵がチュルクに初勝利を挙げていた。チュルクの軍は敗れた直後にも関わらず再び現れるが、ワン・ユはついに敵の狙いに気がつく…。
第9話「同胞の絆」
スンニャンは宮中でついにタファンと顔を合わせる。タファンは驚いたものの、スンニャンによく似ているだけの別人と思う。皇太后によって引き合わされたパク・オジンと一夜をともにしたタファン。スンニャンはパク・オジンの世話係としてタファン暗殺の機会を伺う。西の辺境ではワン・ユが高麗部隊の指揮官を巡りヨム・ビョンスと対決していた。ヨム・ビョンスの卑怯な手により追い詰められたワン・ユが思い出したのはスンニャンとの約束だった…。
第8話「合歓(ねむ)の花びら」
元に連れて来られ、宮中の雑用係となったスンニャン。皇帝が皇后を迎える大礼の場でタファン暗殺を決行しようと、ヨンファに頼んで大礼の準備係となる。一方、西の辺境ではワン・ユ達を含めた高麗の部隊が、乏しい食料で昼夜を問わず働かせられていた。そこにチュルクの軍が襲いかかり、部隊は大きな被害を受ける。怒ったワン・ユは高麗の部隊を最強にしてみせるとペガンに言い、指揮官の座をかけてヨム・ビョンスと対決することになる。
第7話「最果ての地」
スンニャンが女であることを知ったタンギセは、スンニャンに女の格好をさせ、自分の側室になるよう迫る。それを知ったワン・ユはスンニャンを助けに行き、タンギセを殺そうとする。しかし、タンギセを殺せばワン・ユも死ぬことになるとスンニャンに止められ、2人で逃げようとしたところを捕らえられてしまう。2人を助け出そうしたパン・シヌ達の計画も失敗し捕まってしまう。一方大都では、ヨンチョルが娘タナシルリとタファンの婚礼の準備を進めていた。
第6話「偽りの証言」
スンニャンはヨム・ビョンスを利用して、タファンの入った棺を宮殿に持ちこむことに成功する。しかし、タファンは皇帝となって父の敵討ちをするために、やむなくスンニャンとの約束を破り、襲撃は高麗によるものと嘘の証言をする。父キ・ジャオを獄中で亡くし、スンニャンはタファンへの恨みを抱く。タファン襲撃の罪を問われ廃位となったワン・ユが元に連行されることなり、差し出される貢女・宦官のうちの1人としてスンニャンも共に連れていかれることとなる。
第5話「崖の上の決断」
スンニャンは父キ・ジャオを救いたい一心で、タファンを連れ、山の中を開京へ向かう。タンギセたちは猟犬を率いて2人を追い、ワン・ゴはスンニャンに賞金をかける。ワン・ゴに連行されるキ・ジャオを見たワン・ユはその後をつけ、大青島での事件の真相を聞き、スンニャンを救うべく追いかける。とうとうタンギセたちに崖に追いつめられたスンニャンは、「皇帝になりたければ飛べ」とタファンを叱咤し、2人で対岸へと飛ぶ…。
第4話「龍(りゅう)か蛇か」
スンニャンはタファンを襲った刺客をあと一歩の所で取り逃がすが、刺客に追わせた傷を手がかりにキ・ジャオは島を捜索する。スンニャンがタファンと乗馬の勝負で海に出かけたころ、刺客を警戒するワン・ユも島を訪れる。その頃元では、ヨンチョル丞相がペガンとタルタルに、高麗の兵に扮し大青島を襲撃するよう命令を下していた。出征にはタンギセとタプジャヘも同行し、ワン・ゴの命を受けたヨム・ビョンスが手引きをすることとなる。
第3話「渦巻く野望」
タファンが兵士に扮し陣中から逃げ出そうとしているところに、山賊達が襲撃してくる。スンニャンやキ・ジャオ達は応戦するが、山賊は皇太子の行宮にせまり、タファンの命令で皇太子のふりをしていた宦官を殺し引き上げていく。元の武将ペガンは死んだのがタファン本人でないことを知りつつ、皇太子の死の責任を高麗に取らせようとする。スンニャンは、本物の皇太子がまだ生きていることをキ・ジャオから聞き、探しに行くが…。
第2話「父のもとへ」
捕らわれたスンニャンは自分が味方であることをワン・ユに明かし、協力して高麗王の前でワン・ゴの悪事を暴くことに成功する。高麗王はワン・ユに譲位を宣言するが国を二分することを恐れ、ワン・ゴの罪を不問に付すようワン・ユに最後の王命を伝える。王となったワン・ユはスンニャンを部下として側に置こうとするが、スンニャンは仁州に帰って行った。そんな中、流罪となった元の皇太子タファンが高麗に到着する。元の丞相ヨンチョルはタファンを高麗で殺し、その責任を高麗に負わせようと計画していた…。
第1話「大国の落とす影」
元、大都でヤンが皇后となる日、皇帝タファンは高麗王ワン・ユにスンニャンをまだ想っているかと尋ねるが、ワン・ユは答えないまま高麗へ帰っていく。ヤンは去っていくワン・ユを見て涙を流す。ヤンは子どもの頃、貢女として元に差し出されそうになったところを世子であったワン・ユに逃がされた過去を持っていた。逃げる途中に母を殺されたヤンは、スンニャンと名を変え、男としてワン・ユの叔父である瀋陽王ワン・ゴに仕え始める。武闘派集団を率いるスンニャンの評判を聞いたワン・ユは仁州を訪ね、スンニャンに弓の勝負を申し込む。
相関図
第1話〜第10話

第11話〜第20話

第21話〜第40話

第41話〜第51話
