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放送内容

 第11回  独裁力/川淵三郎(後半戦)

2016年12月16日 放送

©BS日テレ

今回のお客様は、前回に続き、日本サッカー協会の最高顧問でもあり、日本トップリーグ連携機構会長でもある川淵三郎さんが、『独裁力』を携えてご来店。今回は崩壊寸前の日本バスケットボール界を立て直した話から伺います。犬猿の仲と言われた企業チーム中心のNBLと、プロ中心のbjリーグ…この2リーグが統合しなければ日本バスケ界は国際試合に出場できなくなる処分になってしまう。そんな危機的状況からどの様に1つの新リーグに統合できたのか?そこには川淵さんならではの「独裁力」がありました。今夜はリーダーシップの必要性に迫る30分です。

【筆者プロフィール】

川淵 三郎(かわぶち さぶろう)

1936年、大阪府出身。早稲田大学サッカー部を経て、1961年に古河電工に入社。同社サッカー部でプレーする。1970年に現役引退。サッカー日本代表監督などを経て、1991年にJリーグ初代チェアマンに就任。2002年に同職を退き、日本サッカー協会の会長に就任。2008年に退任後は、同協会名誉会長を経て、現在は同協会最高顧問。その他、公立大学法人首都大学東京理事長、日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザー、日本トップリーグ連携機構会長など、肩書多数。『采配力』『「J」の履歴書』などの著書がある。

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【書籍の紹介】

国際試合禁止の処分を受けるほど末期的な状態だった日本バスケットボール界を、わずか半年で問題解決に導き、新リーグを設立、一躍救世主となった著者。なぜ門外漢にもかかわらず、短期間で未曽有の改革を成し遂げることができたのか。嫌われることを恐れずに、しがらみを断ち切り、トップダウンで独裁的に決断を下す。ただし、私利私欲があってはいけない。著者はそれが優れたリーダーの条件だという。今年80歳になる“キャプテン”が、その稀有なるリーダーシップと果てなきバイタリティーの源を明かす、すべてのビジネスマン必読の書。

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