昔から我が家では、餅つきは年末の重要な行事なのです。

2～3日前から倉庫にしまいこんでいた臼と杵を洗い準備。
前の晩にはもち米をといで水に浸します。
当日は風の出ない午前中に作業を終わらせるため早朝から始動。
もち米をふかし、大量のお湯を沸かしたら…いざ、開始！

ふかしたばかり熱々のもち米を臼に移したら全体重をかけて
こねるべし！こねるべし！こねるべし！
父からは「いい餅はこの段階で決まる」とするどい目つきで
教えられたものです。

じゅうぶんにこねたその後、いよいよペッタンペッタンです。
こね取りと息を合わせ杵をふりあげふりおろす。
いまだに重たい杵を扱わせたら息子には負けませんよ(笑)

つきあがったらご近所にあんころ餅を配る。
そのお礼にご近所からは野菜などが届き…。
お正月を迎える準備はこうして進んでいきます。
今も大好きなひとときなのです。