梅、梅、梅です。
北野天満宮に行ってまいりました。

菅原道真公の命日、2月25日の梅花祭。
たくさんの方でにぎわっていました。
花街・上七軒のみなさんも総出でおもてなし。
海外からのお客さんの姿もずいぶんありました。
お茶と和菓子。
自分が用意したものでもないのにちょっと自慢したくなります。
日本人で良かったなぁ。

ところでご存知でしたか？
お花見、実は奈良時代に貴族が始めたものなのだそうです。
この時代の花は中国から伝わったばかりの梅。
それが平安時代になると桜に変化。
「万葉集」の中で桜を詠んだ歌は40首。
一方で梅を詠んだ歌はおよそ100首あるといいます。
それが「古今和歌集」ではその数が逆転するそうです。
古文の授業では気がつかなかった違いです。