「画が強い」。
我々テレビ番組の制作スタッフがたびたび使う言葉です。
文字どおり迫力ある映像や、オーラ全開の演技をみせる役者が
映っているようなシーンを観て発せられるものです。

さて、今回取材させていただいた伏見稲荷大社ですが、
これがまた、とても「画が強い」場所でした。

あの朱色がそうさせるのか、建物の規模なのか、鳥居の数なのか…、
とにかく映像が訴えてくるのですね。
よく音楽やスポーツは言葉を超えるなどと言いますが、
外国からやって来る観光客の皆さんにもそれが伝わるからこそ、
伏見稲荷大社は人気が高いのではないでしょうか？

本殿の背後に控える稲荷山は標高233メートル。
京都の人々はこの山を「お山」と呼び、
お山に登ることを「お山する」と言うのだとか。
京都のお山信仰の真髄、ぜひ体験してみてください。