初回放送日　2009/2/23

第37回　カステル・ディ・トーラ（ラツィオ州）

ローマから車で2時間、山間に佇み湖面に姿を映す村、カステル・ディ・トーラ。
湖は70年前、水力発電所を作るためにできたダム湖。その時、村の半分以上は湖の底に沈み、多くの村人が村を去って行った。
現在、人口はたったの300人。残った村人は良きにつけ悪しきにつけ、湖とともに生きてきた。

《主な内容》
村の足跡を物語る写真の中の村人たち。
　　　芸術家志望からパン屋に、食べる作品はいまや村の味。
村の歴史も眠る人工湖の三代目漁師「湖は人生」。