イタリア中部、谷を見晴らす高台にあるロッカ・ダルチェ。
"石の砦"という名を持つこの地で、何千年も前から村人たちは暮らしてきた。
中世の頃には、かの神聖ローマ皇帝・フェデリーコ二世がここに逗留したほど栄えていたという。
村のテラスからは、下界の様子をまるで箱庭のように眺められるし、
晴れた日には、遠くナポリ、ヴェスビオ火山の噴煙を目にすることもできる。