初回放送日　2008/3/9

第12回　マナローラ（リグーリア州）

世界中から多くの人がバカンスに訪れるリゾート地、北イタリアのリヴィエラ海岸。その東の端にある村が今回の物語の舞台。真っ青な海に面した急な山肌に、はりつくようにして築かれた家々。狭い土地を大切に使った4～5階建ての建物は、美しいパステルカラーで彩られ、斜面に積み木のように重なっている。マナローラは、世界遺産にも登録されているチンクエ・テッレの村のひとつ。その中でも最も小さく静かな村だ。
村の背後に迫る急な山には、段々畑が一面に作られている。村人たちは古くから、この畑で育てたブドウでワインを作り糧としてきた。

《主な内容》
50年の歳月をかけ、山一面をプレゼーピオの神秘で包んだ老人、村でただひとりの漁師が海での人生を選択した理由。山にかける情熱と海にかける情熱…ふたりの村人の物語。