安政2年10月2日夜10時頃、
突如、大地を突き上げるような揺れが江戸の町を襲った！
幕末の大災害「安政江戸地震」である。
マグニチュードおよそ7、死者は7千人とも言われ、
大都市と化していた江戸の町に甚大な被害をもたらし、
まだ地震への意識が薄かった人々を恐怖のどん底に陥れた！
黒船来航以来、内憂外患に揺れていた幕末の江戸。
歴史が激しく動く中、追い打ちをかけるように起こった安政江戸地震とは
どんなものだったのか？

当時の記録の数々を紐解き、その実像を科学捜査！
驚愕な揺れは、近年起きたあの地震に近かった？現代技術で徹底再現！

さらに、都市直下型地震ならではの二次災害が起きていた事が判明！
それは、江戸の町の構造に秘密があった！

当時、多くの庶民が「地震は地中のナマズが起こす」と信じていた時代。
科学の力で地震を解明しようと一人の男が、
驚くべき発明品を生み出していた！
江戸を襲った未曾有の大震災、安政江戸地震の真相を歴史捜査！