全国に群雄が割拠し、
数多くの戦国武将が覇を競った戦国時代。
欲や野心ではなく「義」のために戦い続けた男がいた。
その名は、上杉謙信。

古い秩序が崩壊していく戦国乱世のなか､自らが天下を統一するのではなく､
別の新しい秩序や平和を求めた。
“義に生きた男”謙信が目指した日本の形とは。

鬼神のごとき戦いぶりで戦上手といわれる謙信。
先陣切って敵将の本陣に突っ込んでいくその姿に、ライバル武田信玄が惚れ
あの織田信長が恐れた。

しかし、優れていたのは武力だけではなかった。
戦いや交渉ごとに必要不可欠な資金源の確保。
経済にも長けていた謙信の手腕に迫る！

謙信は戦国一の大酒飲みでキレやすい性格？
現代まで残された貴重な書状や宝物から、その実像を探る。
そして、現代科学が明かす謙信の生と死！

霧の向こうに閉ざされ、謎に包まれている上杉謙信。
戦国の世を駆け抜けた天才の真実を歴史捜査！