今回は、世にも凄惨な事件「関白・豊臣秀次切腹事件」の謎にせまる！

天正18年、小田原攻めで北条氏が降伏、
ついに天下統一を果たした豊臣秀吉。
最大のライバル、徳川家康もついに屈服させて家臣とし、
豊臣の世が幕を開けた。

その後、甥の秀次に関白を譲り、自らは太閤となって
豊臣体制を盤石にしようともくろんでいた秀吉。
ところが、豊臣の世を根底から大きく揺るがす事件が起きた！

秀吉に実子、秀頼が生まれ、自らの座が危うくなったと考えた秀次が
謀反を計画。それに怒った秀吉が切腹を命じたというのだ！

さらにそれに連座して、秀次の側室や子供たち39人が
京都三条河原で公開処刑されるという陰惨な結末となった。

しかし、この切腹事件を歴史捜査したところ、様々なえん罪が絡み合う、
衝撃の真相が浮かび上がってきた！

わが子秀頼可愛さのあまり、自らが選んだ後継者、秀次を切腹させ、
秀次一族を斬殺したとされる秀吉。

ところが、実は秀吉は秀次に切腹を命じていなかった可能性が浮上！
だとしたらなぜ、秀次は「切腹」したのか？
秀次の一族39人は、なぜ全員処刑されなければならなかったのか？
浮かび上がった「秀次切腹事件」の真実とは？

捜査員は、秀次切腹事件の現場である高野山、そして京都、
秀次が治めていた近江八幡の捜査で真実に迫る！