番組審議会

第67回 BS日本番組審議会
  • 開催年月日
    2020年6月23日(火)~6月30日(火)

    ※書面開催のため上記日程

    開催場所
    書面開催のため、開催場所は無し
    参加した委員(敬称略)7名

    岩井奉信(日本大学教授)

    藤田真文(法政大学教授)

    かとうかず子(女優)

    原口恵美子(主婦)

    輿水泰弘(脚本家)

    品田英雄(日経BPヒット総合研究所 上席研究員)

    田中雅美(株式会社三桂 スポーツコメンテーター)

    議題
    • 2019年度下期 番組種別放送時間について
    • 番組批評 6月22日(月)21:00~21:54放送
      「友近・礼二の妄想トレイン」 第3回 とれいゆつばさで行く山形・自然ふれあいの旅
  • 議事概要
    番組審議では、委員から次のような意見・感想が述べられました。
    • MCが全てプレゼンするのではなく、アナウンサーが全て説明するのでもなく、ゲストがそれぞれ紹介したい場所や列車を進行役となり進めていくことが斬新でした。実際に行かずとも、時間帯を想像しながら列車や駅や食べ物を観るだけでも、すごく魅力を感じ、実際に行ってみたくなりました。
    • 鉄道と名のついた番組でも、鉄道よりも旅に重点が置かれている事が多くがっかりさせられることが少なくありませんが、この番組は両者のバランスが取れているように感じました。列車のシーンが綺麗なのも感動しました。ただ、六角さんと中川礼二さんが盛り上がってくると鉄道ファンではない一般視聴者が置き去りにされる事がある点は要注意だと感じました。
    • 鉄道旅の妄想に対応する映像がすぐに出ることが予定調和としか感じられません。事前にゲストが考えた妄想プランどおりにスタッフが行ってきました、あるいは礼二さんがゲストの妄想を叶えるプランを提案し、取材映像をゲストが味わうなどはどうでしょうか。
    • 鉄道、温泉、グルメなど普通に気になるものが取り上げられていて、ほのぼのとのびのびした気分になりました。特に礼二さんのトーク、六角さんの知識と経験にはマニア心をくすぐるものが多数あり、感心しました。ただ、礼二さんはじめ出演者の演技に頼る旅番組になっているように感じ、ちょっともったいないとも思いました。