放送ラインナップ

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#400 神奈川県立金沢文庫「春日神霊の旅―杉本博司 常陸から大和へ」
〜北条氏ゆかりの地で奈良・春日大社のお宝を〜
2022年02月22日 放送
杉本博司さんが魅せられた春日信仰とは?

今回は、横浜市金沢区にある「カフェ金澤園」からスタート。明治時代の建築で、国の登録有形文化財にも指定されている建物を、2020年にカフェとしてリニューアルオープン。当時の姿で残された名建築を拝見します。
続いて、大河ドラマで今話題の北条氏ゆかりの地、称名寺をぶらぶら歩いて向かったのは、北条氏の蔵書が元になった博物館・神奈川県立金沢文庫。「春日神霊の旅―杉本博司 常陸から大和へ」が開催中です。
企画立案者は、世界的に有名な写真家で現代美術作家の杉本博司さん。古美術収集家としても知られる杉本さんが、春日信仰に関する曼荼羅やを数多く収集していることから、それらが一堂に会する展覧会が開催されることになったのです。30年以上前に、当時の年収の半分をつぎ込んで購入した鹿曼荼羅や、発見当時は専門家を騒がせたという唯一無二の曼荼羅も登場。中には、春日の鹿と自分の作品とを組み合わせた“杉本ワールド”全開な作品も!神仏習合の思想により発展していった春日大社。作品を見ていくと、神と仏、そして自然を敬い共生する、古来より受け継がれた日本人の心が読み取れます。杉本さんも魅了された春日信仰、その根源に迫ります。

らぶらぶ美術館

タケミカヅチノミコトが白い鹿に乗って、関東の鹿島神宮から奈良の御蓋山に降り立ったという春日信仰。杉本博司さんの作品やコレクションから神仏習合の姿が見えてきました。神と仏を同一するその思想は、明治時代の廃仏毀釈を逃れた、鏡と仏が一体になった懸仏に具現化されていました。

information

神奈川県立金沢文庫 
特別展 春日神霊の旅 -杉本博司 常陸から大和へ
2022年3月21日(月・祝)まで
  • 開館時間
    9:00~16:30
    ※入館は閉館30分前まで
     
  • 休館日
    毎週月曜日(ただし3月21日は開館)、2月24日(木)
     
  • 観覧について
    1月21日(金)より当面の間、感染防止のため、「密」にならないよう定員を設け、
    ご利用日時を予約していただくことといたしました
    ※電話でのお申込み方法(当日分のみ)
    受付電話番号 045‐701‐9069
    受付時間 9:00~16:00 (月曜等休館日を除く)
    ※FAXでのお申込み方法
    受付FAX番号 045-788-1060
    受付時間 9:00~16:00 (月曜等休館日を除く)
    ※電子申請でのお申し込み
    美術館HPから申し込み
     
  • 観覧料金
    一般:800円(700円)
    20歳未満及び学生:600円(500円)
    65歳以上:200円(100円)
    高校生:100円(100円)
    ※( )は20名以上の団体料金
    ※中学生以下及び教育課程に基づく教育活動として入館する高校生は無料
    ※障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳又は
    スマートフォンアプリ「ミライロID」の手帳画面の提示で観覧料は免除(無料)となります
    介助者の方1名も免除(無料)となります
    ※詳しくは展覧会HPをご覧下さい
     
  • 場所
    神奈川県横浜市金沢区金沢町142
     
  • 電話
    045-701-9069
     
カフェ金澤園
  • 営業時間
    平日10:30~15:00(14:30ラストオーダー)
    土日8:30~16:00(15:30ラストオーダー)
     
  • 定休日
    火・木(祝日は営業)
     
  • 場所
    神奈川県横浜市金沢区柴町46
     
  • 電話
    045-701-8664
     
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