放送ラインナップ

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#401 春の白金で大人なアート散歩
〜建築好き必見!郷土歴史館と松岡美術館で大観・省亭・景徳鎮窯のお宝と出会う〜
2022年03月01日 放送
お宝と出会う!白金アート散歩

今回は、暖かくなってきた季節にオススメ、港区白金台のアートスポットをめぐります!まず訪れたのは、地下鉄白金台駅に隣接する港区立郷土歴史館。1938年に完成したゴシック調の建物は、東大の安田講堂などを手掛けた建築家・内田祥三が設計、区の有形文化財にも指定されています。研究機関「公衆衛生院」として使われた後、2018年からは区の複合施設として活用されています。一行は、豪華な内装の中央ホールや旧院長室、そしてレトロな雰囲気が残る旧講堂など、見所満載の建物内部をじっくりと見学。続いては、今年1月にリニューアルオープンした松岡美術館へ。再開を記念して、約1800件もの所蔵品の中から、東洋陶磁、日本画、西洋彫刻の3つのジャンルの選りすぐりを紹介する企画展が開催されています。中でも注目は、松岡コレクションの3割を占める東洋陶磁の名品選。美術館設立のきっかけを作った景德鎮窯のお宝2点は、実に7年ぶりの同時公開なのだとか。さらに、美術館創設者である松岡清次郎が、特に愛したという横山大観の大作や、渡辺省亭の逸品など、バラエティに富んだ作品の数々を堪能します。美術品の蒐集に情熱を燃やし、それらを多くの人にも楽しんで欲しいと願った松岡清次郎、その生涯をかけた志も辿るぶらぶらです。

らぶらぶ美術館

西洋彫刻、東洋陶磁、日本画と幅広いコレクションを見せて頂いた松岡美術館。美術館設立の動機付けになったという龍が躍動的な景徳鎮の陶磁器は、松岡清次郎さんが80歳の時に自らロンドンに渡って入手したもの。一度は購入を断念した陶磁器のお話しは、紆余曲折ありドラマティックでした。

今回のおすすめミュージアムグッズ

東洋陶磁名品マグネット
創設者・松岡清次郎が集めた珠玉の陶磁器3種類がマグネットに!中でも【青花龍唐草文天球瓶】は清次郎が最も愛した作品です。鮮やかな青色や龍の躍動感はそのままに、約7分の1サイズとなりました!自宅・オフィス、どちらでも活躍してくれること間違いなし!

information

松岡美術館 
再開記念展 松岡コレクションの真髄
2022年4月17日(日)まで
  • 開館時間
    10:00〜17:00(入館は16:30まで)
    ※第一金曜日のみ10:00~19:00(入館は18:30まで)
     
  • 休館日
    毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
     
  • 観覧料
    一般:1200円
    25歳以下:500円
    高校生以下無料
    ※障がい者手帳をお持ちの方は無料
    ※詳しくは展覧会HPをご覧下さい
     
  • 場所
    東京都港区白金台5-12-6
     
  • 電話
    03-5449-0251
     
港区立郷土歴史館
  • 開館時間
    9:00~17:00
    ※土曜日のみ9:00~20:00
    ※常設展示室および特別展示室の入館受付は、閉館の30分前まで。
     
  • 休館日
    毎月第3木曜日(第3木曜日が祝日等の場合は開館し、その前日の水曜日に休館します)
    年末年始(12月29日~1月3日)、特別整理期間
     
  • 入館料
    大人:300円(240円)
    小・中・高校生:100円(80円)
    ※( )は10名以上の団体料金
    ※区内在住・在学の小・中・高校生、区内在住の65歳以上の方、区内在住の障がい者とその介護者(1名)の観覧料は無料となります
    (証明ができるものをご持参ください)
    ※特別展・企画展は別料金です。特別展・企画展ごとに料金が変わります
     
  • 場所
    東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内
     
  • 電話
    03-6450-2107
     
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