放送ラインナップ
今回は、鎌倉時代に活躍した天才仏師・運慶の傑作を見に、神奈川県の横須賀市へ!なぜ、運慶の名作が横須賀にあるのか!?実は、東大寺南大門の金剛力士像を造る前、10年間ほど三浦半島で活動していたと言われているのです。しかも、鎌倉幕府とその御家人たちの御用仏師のような役割を果たしていたとも考えられています。まず訪れたのは、浄楽寺。鎌倉幕府の有力な御家人の1人である和田義盛ゆかりのお寺です。このお寺は、なんと運慶作の仏像を5体も所蔵。運慶作で残っている31体のうちの、5体なだけに超貴重!ぶら美メンバーは阿弥陀三尊を拝見。実は、運慶作の阿弥陀三尊で、現存するのはここだけだとか。続いて、横須賀美術館で開催中の「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」展へ。横須賀市にある運慶と運慶工房が手掛けたとされる仏像など、重要文化財が17体という豪華版です。中でも運慶作「不動明王立像」と「毘沙門天立像」は、その躍動感、隙のない造形美や表情など運慶仏の魅力が全て揃っているとも言われる傑作です。まだまだ謎の多い三浦半島での運慶。最新の情報を交えながら、天才の若き10年間に迫ります。
今回のおすすめミュージアムグッズ
information
らぶらぶ美術館