放送ラインナップ

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#447 西洋絵画史まるわかり!国立西洋美術館ベストセレクション
〜モネ、ドガ、ルーベンスの傑作ずらり!西洋絵画の変遷を名画とともに徹底解説〜
2023年9月27日 放送
西洋絵画の殿堂を堪能

今回のぶらぶらは、上野の国立西洋美術館の常設展をじっくり堪能します。東アジア最高峰と言われる収蔵作品は、およそ6000点。国立西洋美術館が出来るきっかけとなった、実業家・松方幸次郎氏が、戦前にヨーロッパで買い付けた「松方コレクション」をはじめ、14世紀のルネサンス絵画から、ロダン、ルーベンス、モネ、ドガなど、錚々たる巨匠の作品が勢ぞろい。常設展では、その中から、常時約200点を展示しています。注目は、松方幸次郎がモネのジヴェルニーの自宅を訪ね、モネに直談判して購入したという《睡蓮》。2メートル四方の大画面に、抽象と具象がバランスよく描かれている優作です。しかも、モネが厚塗りをして、盛り上がった絵具が、当時のまま残されていて、これほど保存状態のいい《睡蓮》は、世界的に見てもかなり貴重だといいます。その他、印象派に影響を与えたクールベの革新的な狩猟画や、17世紀の初め、スペインで人気を博した静物画、世界遺産に登録されている、国立西洋美術館の建物を設計した、ル・コルビュジエの絵画作品など、ルネサンスから近代までの名作を、西洋絵画の歴史をたどりながら、わかりやすく、楽しくお届けします。

らぶらぶ美術館

13年半続いた「ぶら美」、なんと今回が最終回です!国立西洋美術館の常設展でエンディングを迎えました。ルネサンスからバロック、印象派へと移り変わる西洋美術歴史を分かりやすくご解説いただきました。私は番組の途中から参加したので、9年間になりますが、ぶら美に参加したお陰で見ることが出来た景色がたくさんありました。番組を観てくださった皆様、ありがとうございました!

今回のおすすめミュージアムグッズ

クリップ 考える人
国立西洋美術館の前庭に展示されている「考える人」の形をしたクリップです。誰もが知っているロダンの代表作が一本の線で表現されています。自信作の企画書に添えるもよし、頑張るあの人への応援メモに添えるもよし。一番いい使い方は皆さんで考えてみてください。

information

国立西洋美術館 常設展
  • 開室時間
    9:30~17:30
    ※金・土曜日は20:00まで
    ※入室は閉室の30分前まで
     
  • 休館日
    月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
    年末年始、展示替期間 ほか
     
  • 入館料
    一般:500円(400円)
    大学生:250円(200円)
    ※高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障がいのある方及び付添者1名は無料
    (入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障がい者手帳をご提示ください)
    ※大学生の方は、入場の際に学生証をご提示ください。
    ※( )は20名以上の団体料金。20名以上の団体観覧をご希望の方は、
    国立西洋美術館公式サイトから別途事前予約が必要となります。
    ※原則毎月第2日曜日は常設展無料観覧日「Kawasaki Free Sunday」です。
    ※常設展では無料観覧日を設けています。10月8日(日)、11月3日(金・祝)、11月12日(日)、
    12月10日(日)、1月14日(日)及び2月11日(日・祝)はチケットの購入は不要です。
    ※詳しくは美術館HPをご覧下さい。
     
  • 場所
    東京都台東区上野公園7-7
     
  • 電話
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
     
 
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