放送ラインナップ

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#321 高畑勲展 「ハイジ」から「火垂るの墓」まで
~ジブリアニメのルーツに迫る…宮崎駿との秘話~
2019年09月10日 放送
日本のアニメを作った男・高畑勲の挑戦

今回は、東京国立近代美術館で開催中の「高畑勲展ー日本のアニメーションに遺したもの」へ。
昨年4月、82歳で亡くなった高畑勲さんの偉業を振り返る回顧展です。高畑さんは宮崎駿さんと共に日本のアニメーション史において、数々の画期的な演出手法を生み出し、世界に誇る「日本のアニメーション」の礎を築いてきた名監督。今回のぶらぶらでは、その演出手法を深掘り!作品を見るだけではなかなかわからない、高畑さんの「表現の改革」に焦点をあてます。例えば高畑さんの長編アニメーション初監督作品「太陽の王子 ホルスの大冒険」、若手スタッフだった宮崎さんとの共同作業から、次々と新しいアイデアが誕生。ジブリ作品のルーツが見える名作の舞台裏とは。「アルプスの少女ハイジ」では、高畑=宮崎コンビが作った「レイアウトシステム」に注目。そして遺作「かぐや姫の物語」では高畑さんが行き着いた、線で描くアニメーションを解説します。
「今、大人がアニメを見るのは当たり前」ーそんな文化が醸成されたのは、高畑さんの功績といっても過言ではありません。名作をたどりながら、日本のアニメーションの幅と可能性を広げ続けた高畑さんの挑戦に迫ります。

らぶらぶ美術館

子供の頃から慣れ親しんでいた「赤毛のアン」が高畑勲さんの作品だと知り、とても嬉しくなりました。常に革新的なアニメを作り続け、始めた頃のアイディアを結実させた「かぐや姫の物語」。気の遠くなるような手作業で、背景と人物が一体化されたその集大成をもう一度見たくなりました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

ハッピーくじ
「パンダコパンダ」より人気キャラクターのパパンダがハッピーくじとなって登場!陶器でかたどられたパパンダの中には、くじが入っています。手のりサイズの可愛いパパンダが、あなたのハッピーを占います。

information

東京国立近代美術館
高畑勲展-日本のアニメーションに遺したもの
2019年10月6日(日)まで
  • 開館時間
    10:00-17:00 ( 金曜・土曜は10:00-21:00 )
    ※入館は閉館30分前まで
  • 休館日
    月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)
  • 観覧料(税込)
    一般:1500円 (1300円)
    大学生:1100円 (900円)
    高校生:600円(400円)
    ※( )は20名以上の団体料金
    ※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
     それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障がい者手帳等をご提示
    ※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展
     「MOMATコレクション」もご覧いただけます
  • 場所
    東京都千代田区北の丸公園3-1 
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
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