放送ラインナップ

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#390 東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」
〜国宝・重文・寺外不出の秘仏も!比叡山延暦寺や全国の天台宗のお宝が集結!〜
2021年11月09日 初回放送
“仏教の総合大学”=天台宗 がわかる!1200年の歴史を体感

今回は、東京国立博物館で開催中の特別展「最澄と天台宗のすべて」へ。比叡山延暦寺を創建した、日本天台宗の開祖・伝教大師最澄の1200年遠忌を記念した注目の大規模展。延暦寺をはじめ、全国の天台宗寺院などから国宝・重文・非公開の秘仏が山ほど集結する貴重な機会なのです。
天台高僧たちの肖像画の中には、教科書で見たことのある最澄の肖像画や、なぜか聖徳太子の姿も!僧侶じゃないのにどうして…?
また、密教の世界観を表した「曼荼羅」や「不動明王像」などを見ていくと、空海が広めた「真言宗」とはちょっと違うマニアック!?な部分も明らかに。
さらに注目は、ぶらぶらでも過去に訪れた延暦寺・根本中堂の再現展示!「油断」の語源となった「不滅の法灯」も拝見します。
そして、研究員の皿井さんが交渉を重ねに重ね、全国から集めた秘仏の数々は必見。東京・深大寺からお出まし頂いた日本最大の肖像彫刻には、ぶらぶらメンバーも超びっくり!
多様な教えが存在し “仏教の総合大学”とも言われる天台宗。知っているようで知らない「最澄と天台宗」がじわじわ分かってくる1時間です。

らぶらぶ美術館

悟りに至る道は誰にでも開かれているという法華経の教えを最澄は説きました。根本中堂の御本尊、薬師如来像が参拝者と同じ目線になるよう配置されているのは、最澄のその精神を表しているのだそうです。「油断」の語源になったという不滅の法灯が夜中も光る比叡山を、いつか訪れてみたいと思いました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

御納経帳
霊場札所に写経を納めるために使う御納経帳。比叡山延暦寺根本中堂霊域で育った樹齢300年の大杉の霊木で作られています。表紙には展覧会の音声ナビゲーターを務める市川猿之助さんの揮毫が!個数限定のレアなグッズです。

information

東京国立博物館
伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」
2021年11月21日(日)まで
  • 開館時間
    9:30〜17:00
     
  • 休館日
    月曜日
     
  • チケット
    本展は混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)を導入
    入場にあたって、すべてのお客様は日時指定券の予約が必要です
    ご予約不要の「当日券」を会場にて若干数ご用意しますが、
    ご来館時、「当日券」は販売終了している可能性があります
     
  • 観覧料
    <前売り日時指定券>
    一般:2100円
    大学生:1300円
    高校生:900円
    <当日券>
    一般:2200円
    大学生:1400円
    高校生:1000円
    ※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。
    ただし、オンラインでの「日時指定券」の予約が必要です
    入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示くだ
    ※特別展観覧料で、特別展ご観覧の当日に限り総合文化展もご覧いただけます
    ただし、総合文化展の混雑状況によっては、入場をお待ちいただく場合があります
    ※詳しくは展覧会HPをご覧下さい。
     
  • 場所
    東京都台東区上野公園13-9
     
  • 電話
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
     
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