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今回のぶらぶらは、上野の東京国立博物館で開催中の特別展「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」へ!メキシコには35もの世界遺産がありますが、特に高い人気を誇るのが古代都市の遺跡群です。紀元前15世紀から、紀元後16世紀のスペイン侵攻まで、実に3000年以上という長きにわたり、独自の文明を発展させてきた古代メキシコ。マヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされるのが、通称「赤の女王」。1994年に、辰砂と呼ばれる赤い防腐剤に覆われて発見され、大きなニュースになりました。そんな「赤の女王」の墓から出土した貴重な装飾品が、本邦初公開!古代メキシコでは、重いゴムボールを使った「球技」が頻繁に行われていました。球技は人身供犠、つまり生贄を決める為の宗教儀礼という側面も併せ持っていました。今回は「球技をする人の土偶」や、生贄の心臓を生きたまま抜き、神に捧げる供物台として使用された「チャクモール像」が来日!さらに、日没で死んだ太陽!?ドクロがデザインされた巨大石彫や、約170cmの原寸大!王直属の「鷲の軍団」戦士像も必見!多様な環境から生み出された独自の死生観、世界観とは?失われた古代文明の謎に迫る、一時間です。
今回のおすすめミュージアムグッズ
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