放送ラインナップ
ぶらぶら美術・博物館、2週にわたってのスペシャル企画。国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展」。そのテーマは、「西洋絵画の500年」。2週目は、個性的宗教画家、エル・グレコ、バロックのルーベンス、フェルメールからポスト印象派までを一気に。エル・グレコは、グニャグニャ人体の斬新な宗教画。そのフォルムと色のセンスに、メンバーは驚嘆です。そして、フェルメールの「信仰の寓意」も堪能。フェルメールの題材では珍しい寓意画。風俗画とは違う不思議な図柄にぶらぶらメンバーも興味津々。続いては、激動のフランス絵画の変遷へ。まずはフランス近代絵画の父・プッサンの傑作を鑑賞。これがフランスの絵画界の規範となり、本流となっていきます。その理由とは?その流れをくむアカデミズムの重鎮、ジェロームの代表作「ピュグマリオンとガラテア」や、革新者であり写実主義のクールベの作品も鑑賞。そして、印象派。ルノワールの美少女を描いた2作に、ドガの踊り子。続くポスト印象派は、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ。さらに、20世紀抽象絵画の萌芽を感じさせる、モネの「睡蓮」まで!まさに、教科書レベルの巨匠だらけ。「西洋絵画500年」名画の旅、完結編をお楽しみに。
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らぶらぶ美術館