放送ラインナップ
今回は、上野で2つの展覧会を巡り、“京都の名画”と“奈良の仏像”を楽しむ2本立てです!
まずは、東京藝術大学大学美術館「円山応挙から近代京都画壇へ」を拝見。「写生派の祖」と言われ、京都で一世を風靡した円山応挙と、応挙を継承した長沢芦雪、竹内栖鳳、上村松園など円山・四条派の画家たちの系譜を一挙にたどる展覧会です。目玉は、「応挙寺」とも呼ばれる兵庫県・大乗寺の襖絵。客殿の雰囲気を体感できる、立体展示になっているのです。注目は、応挙最晩年の傑作と言われる「松に孔雀図」。墨一色で描いているのに、色があるように見える秘密とは…?
続いて、東京国立博物館「奈良大和四寺のみほとけ」展へ。奈良を代表する古刹、岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺から国宝4点、重文9点が集結!奈良時代の美しい国宝仏や、快慶が作った仏像の中から発見された経巻など、めったに見られない寺宝の数々を堪能します。さらに、研究員の皿井さんが“仏像の見方”を伝授!長谷寺特有の十一面観音の見分け方とは?衣紋を見れば、仏像が作られた時代が分かる?仏像ファンだけでなく、これから仏像を見たい方、必見ですよ!
今回のおすすめミュージアムグッズ
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らぶらぶ美術館