放送ラインナップ

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#320 藝大美術館「円山応挙」と東博「奈良大和四寺のみほとけ」展
~上野で楽しむ“京都の名画”と“奈良の国宝仏像”~
2019年09月03日 初回放送
古都から上野に、お宝がやってきた!

今回は、上野で2つの展覧会を巡り、“京都の名画”と“奈良の仏像”を楽しむ2本立てです!
まずは、東京藝術大学大学美術館「円山応挙から近代京都画壇へ」を拝見。「写生派の祖」と言われ、京都で一世を風靡した円山応挙と、応挙を継承した長沢芦雪、竹内栖鳳、上村松園など円山・四条派の画家たちの系譜を一挙にたどる展覧会です。目玉は、「応挙寺」とも呼ばれる兵庫県・大乗寺の襖絵。客殿の雰囲気を体感できる、立体展示になっているのです。注目は、応挙最晩年の傑作と言われる「松に孔雀図」。墨一色で描いているのに、色があるように見える秘密とは…?
続いて、東京国立博物館「奈良大和四寺のみほとけ」展へ。奈良を代表する古刹、岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺から国宝4点、重文9点が集結!奈良時代の美しい国宝仏や、快慶が作った仏像の中から発見された経巻など、めったに見られない寺宝の数々を堪能します。さらに、研究員の皿井さんが“仏像の見方”を伝授!長谷寺特有の十一面観音の見分け方とは?衣紋を見れば、仏像が作られた時代が分かる?仏像ファンだけでなく、これから仏像を見たい方、必見ですよ!

らぶらぶ美術館

円山応挙といえば、三井記念美術館で見た国宝の「雪松図屏風」が忘れられません。この度の「松に孔雀図」は、金地に墨一色なのですが、メンバーからは一色に見えないとの声が!本物よりもシャープな松は応挙ならではです。奈良大和四寺では室生寺で以前対面した仏像と再会を果たしました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

満願巡礼衣
背中に4つの御朱印が入った巡礼衣。奈良大和四寺(長谷寺・岡寺・安倍文殊院・室生寺)の御朱印です。通常は四寺を
巡礼しなければ御朱印を受けられませんが、四寺の御朱印があるものを特別に発売。この展覧会でしか手に入らない限定商品です。

information

東京藝術大学大学美術館
円山応挙から近代京都画壇へ
2019年9月29日(日)まで
  • 開館時間
    10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
  • 閉館日
    月曜日
    ※月曜日が祝日または振替休日の場合は開館、翌日休館
  • 観覧料金
    一般:1500円 (1200円)
    高校・大学生:1000円 (700円)
    ※中学生以下は無料
    ※( )は20名以上の団体料金
    ※障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
    ※浴衣・着物割
     浴衣または着物でご来場いただくと100円割引
  • 場所
    東京都台東区上野公園12-8
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京国立博物館
特別企画 奈良大和四寺のみほとけ
2019年9月23日(月)まで
  • 開館時間
    9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
    ※会期中の金曜・土曜は21:00まで、9月20日(金)、21日(土)は22:00まで開館
  • 閉館日
    月曜日(9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館)
  • 観覧料金
    一般:620円(520円)
    大学生:410円(310円)
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生以下および満18歳未満,満70歳以上の方は無料。
     入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳,健康保険証,運転免許証など)をご提示
    ※障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示
    ※2019年9月16日(月・祝)は、観覧無料(特別展を除く)
    ※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した方(子ども1名につき同伴者2名まで)は団体料金で観覧可能
  • 場所
    東京都台東区上野公園13-9
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
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