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今回のぶらぶらは、六本木の国立新美術館で開催中の「テート美術館展 光」へ。2021年の上海を皮切りに、韓国、オーストラリア、ニュージーランドと世界各地を巡回し、遂に日本に上陸した話題の展覧会をじっくり堪能します!英国・テート美術館の8万点近いコレクションの中から、“光”をテーマに厳選された約120点が一挙に来日、内およそ100点は日本初出品という豪華な内容です。中でも注目は、世界最大級を誇るターナー・コレクションから初来日したターナー晩年の名画。『創世記』をモチーフにした幻想的な画面から、“光の画家”とも呼ばれるターナーの技法の秘密を探ります。また印象派の画家モネが、ジヴェルニーの自宅近くのポプラ並木を描いた連作からは、モネ自身が特に気に入っていたとされる作品が来日。昨年生誕90年を迎えたドイツの巨匠ゲルハルト・リヒターの代表的な抽象絵画シリーズからは、日本だけに特別出品された大作を鑑賞。さらに、自然や科学とアートを結びつける作品で近年注目を集める、デンマーク出身の現代美術家オラファー・エリアソンによる、美しい光のインスタレーションにも注目。18世紀末から現代まで、200年の時代とジャンルを超えて、アーティストたちが挑み続けた多様な“光”の表現と、その軌跡を体感する1時間です。
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