放送ラインナップ

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#409 国立西洋美術館 リニューアルオープン!「自然と人のダイアローグ」
〜ゴッホ晩年の名画初来日!日独2つの美術館による夢のコラボ展〜
2022年07月12日 放送
待望の再開!国立西洋美術館ならではの名画を堪能

今回は、約1年半の休館を経て4月にリニューアルオープンしたばかりの、上野・国立西洋美術館へ!
まずは大幅に改修された前庭を見学。1959年の開館以来、幾度かの改変が行われてきた前庭が、ル・コルビュジエが設計した当初の姿に近づける工事を経て生まれ変わりました。前庭を囲む柵は透過性のあるものに、植栽も最小限にし、さらに、来館者を誘導する石畳の目地も復元され、ル・コルビュジエの設計意図をより深く感じとる事が出来る空間になりました。
続いて一行は、リニューアルオープンを記念して開催中の「自然と人のダイアローグ」展へ。今年開館100周年を迎えるドイツのフォルクヴァング美術館と国立西洋美術館のコラボ展です。両館のコレクションから100点を超える作品が集まりました。注目は、ゴッホが晩年を過ごしたサン=レミの療養院で描いた初来日作品。さらに、日本では滅多にお目にかかれない、ドイツ・ロマン主義の代表格フリードリヒの名作や、絵画史における“最後の巨匠”とも称されるリヒターの大作などが一堂に会しています。時代を超え、画家たちがいかに自然と向き合い“対話”してきたのかを、風景画を中心とした芸術表現の展開から読み解きます。

らぶらぶ美術館

国立西洋美術館がリニューアルされてから初めて訪れましたが、前庭の植樹がなくなり、ル・コルビュジエが意図した開館当初の状態に近くなっています。今回の展覧会で異質だったのは、今年生誕90年で現役のリヒターの作品、「雲」。フォトペインティングといって、写真と見紛う作品です。モネの「舟遊び」の隣に飾られることで、『空を流れる時間』という同一の章立てに存在しながら、それぞれの固有の時間を感じられる展示でした。

今回のおすすめミュージアムグッズ

フェアトレードドリップコーヒー
今話題のSDGsとも関わりの深い「フェアトレード」のドリップコーヒーです。自然に優しい方法で栽培され、生産者と適正価格で取引された豆が使用されています。パッケージはモネの《睡蓮》、ルノワールの《風景の中の三人》、シニャックの《サン=トロペの港》の三種類。まさに「自然と人のダイアローグ(=対話)」から生まれた商品ですね。

information

国立西洋美術館
リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ 
フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで
2022年9月11日(日)まで
  • 開館時間
    9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
    ※毎週金・土曜日 9:30〜20:00 
     
  • 休館日
    月曜日、7月19日(火) (ただし、7月18日(月・祝)、8月15日(月)は開館)
     
  • 観覧料金
    混雑緩和のため、本展覧会は事前予約制(日時指定券)を導入いたします
    オンライン・プレイガイドでの購入が難しい方を対象に美術館窓口で当日券を販売します
    ご入場頂ける直近の時間枠でご案内いたします
    ご入場の時間は選べません
    ご来場時に予定枚数が終了している場合がございます
    一般:2000円
    大学生:1200円
    高校生:800円
    ※中学生以下は無料
    ※心身に障がいのある方および付添者1名は無料(入館の際に障がい者手帳をご提示ください)
    ※本展での団体券の販売はありません
    ※詳しくは展覧会HPをご覧下さい
     
  • 場所
    東京都台東区上野公園7番7号
     
  • 電話
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
     
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