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今回は、東京・府中市をぶらぶら。
府中市では、「彫刻のあるまちづくり」事業によって、町のいたるところでパブリックアートが見られるんです。街中の公園に現われたのは、「せんとくん」の生みの親である、彫刻家・籔内佐斗司さんの作品。かわいらしい童子が駆け回る彫刻は、子供に人気なんだそうです。
そして、アート散歩をしながら向かったのは、府中市美術館。今、こちらで、ちょっと変わった「与謝蕪村」展が開催中。テーマは、「『ぎこちない』を芸術にした画家」。俳画家として有名な蕪村ですが、描かれる線はどこか頼りなく、「ぎこちない」「拙い」と言われることもしばしば。ちょっと気持ち悪い老人の絵や、体のバランスがおかしい鹿の絵など、確かにツッコミどころが満載!それってつまり、ヘタってこと・・・?なんて思うかもしれませんが、実はそんなことはありません!じっくり見ていると、蕪村が生涯貫いた「ぎこちなさ」へのこだわりが見えてきます。これは天然なのか、演出なのか!?あなたは、どう見る?
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らぶらぶ美術館