放送ラインナップ

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#416 秋の東京・府中ツアー!航空自衛隊府中基地&府中市美術館
〜デザイン革命!アーツ・アンド・クラフツとは?〜
2022年10月25日 放送
航空自衛隊から美術館へ、秋の府中散歩

今回は東京・府中市で、意外な組み合わせの散策コースを紹介。まずは航空自衛隊府中基地へ。実はここ、事前に申し込みをすれば、基地見学が可能なんです。気になる府中基地の仕事内容や、新たに創設された宇宙作戦群についてお話を聞いた後は、見学の目玉である、引退した戦闘機の展示場所へ。世界で初めてマッハ2を超えた「F-104J要撃戦闘機」、戦後初の国産戦闘機「F-1支援戦闘機」などを見ながら開発秘話などを聞き出します。続いて、府中基地から歩いて5分の府中市美術館「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」展へ。「アーツ・アンド・クラフツ」とは、19世紀イギリスで、デザイナーのウィリアム・モリスが先導した工芸とデザインの芸術運動です。今も身の回りにある壁紙や、家具、照明器具、食器、ジュエリーなどのデザインのルーツは、全てここに行き着くと言われています。今回は、日本人にも親しみのあるウィリアム・モリスの壁紙から、名作椅子、白熱電球が生まれた頃の斬新なデザインのランプスタンドに、ティファニースタジオのランプなどの歴史的名品を鑑賞。イギリスのアーツ・アンド・クラフツから始まり、ヨーロッパのアール・ヌーヴォーヘ。そして、アール・デコ。産業革命や技術の進歩を背景にめまぐるしく変わったデザインの潮流をわかりやすく解説します。

らぶらぶ美術館

ウィリアム・モリスがデザインした「いちご泥棒」のワンピースを着て、展覧会を巡りました。イギリスで始まったアーツ・アンド・クラフツ運動が、フランスのアール・ヌーヴォーや日本の民藝運動の祖だということに驚きました。ラファエル前派の画家たちと出会ったモリスは、手仕事にこだわり、中世への回帰を目指したとのことです。ケルトの渦巻き文様の影響も顕著に見られました。

information

府中市美術館 アーツ・アンド・クラフツとデザイン
ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
2022年12月4日(日)まで
  • 開館時間
    10:00~17:00
    ※最終入館は16:30
     
  • 休館日
    毎週月曜日
     
  • 観覧料
    一般:900円(720円)
    高校・大学生:450円(360円)
    小・中学生:200円(160円)
    ※( )内は20名以上の団体料金。
    ※未就学児および障がい者手帳等をお持ちの方は無料。
    ※お支払いは現金のみとなっております。
    ※詳しくは美術館HPをご覧下さい。
     
  • 場所
    東京都府中市浅間町1-3
     
  • 電話
    042-336-3371
     
航空自衛隊府中基地
  • お申し込み
    遅くとも見学希望日の2週間前までに府中基地渉外班へご連絡下さい。
    その際、希望日・目的・人数をお知らせ下さい。
    平日の午前9時~午後4時の間で、見学が可能です。 
    なお、土日・祝日については対応いたしかねますので予めご了承下さい。
     
  • 場所
    東京都府中市浅間町1-5-5
     
  • 電話
    042-362-2971 内線:2508 航空自衛隊府中基地渉外班
     
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