放送ラインナップ

放送ラインナップ

#338 空前絶後!東京国立博物館「出雲と大和」
〜出雲大社の巨大柱、国宝銅剣、伝説の刀「七支刀」…お宝で読み解く日本の源〜
2020年02月25日 放送
お宝満載!前代未聞の展覧会

今回は、上野の東京国立博物館へ。2020年は日本書紀が完成して1300年。それを記念して行われるのが特別展「出雲と大和」です。日本書紀に記載されている“神々や祭祀を司る地=出雲”と“政治や権力を司る地=大和”。その関係と時代の変遷を貴重な展示品で読み解きます。古代祭祀の一大拠点だった出雲からは、高さ48m、出雲大社の巨大神殿を支えていたと言われる「宇豆柱」と「心御柱」がお目見え!さらに、荒神谷遺跡から発掘された国宝の銅剣358本中168本が、展示室にずらり並ぶ偉容は圧巻!この銅剣、銅矛、銅鐸などから分かる当時の祭祀とは?政治や権力を司る地、大和からは、奈良・石上神宮に伝わる御神宝《七支刀》。日本書紀にも登場する伝説の刀です。大和王権と朝鮮半島の交流の様子が分かる銘文を間近で見られるまたとないチャンス。さらに藤ノ木古墳から見つかった金製の馬の鞍、そして奈良・黒塚古墳から出土した三角縁神獣鏡が33面勢揃いと驚きの展示内容。古代祭祀から大和王権、そして仏教伝来へ。今につながる信仰を知ることができる1時間です。

らぶらぶ美術館

神話時代の国譲りの舞台である「出雲」と古墳〜飛鳥時代の「大和」をそれぞれ知ることができました。15階建てのビル相当の高さがある古代の出雲大社は、柱の分析からも鎌倉時代までは存在したそうですが、付近から見つかった銅鐸などがさらなるミステリーを生みます。銅矛は北部九州の祭祀道具だそうです。とすると、邪馬台国の位置がキーポイントになってきそうです。

今回のおすすめミュージアムグッズ

画文帯神獣鏡アクセサリーポーチ
古代ミステリーの一つ、画文帯神獣鏡がリアルにプリントされた展覧会オリジナルのアクセサリーポーチ。内側にはピアスホルダー、ネックレスホルダー、大・小のポケット、裏側にはアクリルミラーがついています。ユニークなデザインだけでなく実用性も備えたグッズです。

information

東京国立博物館
日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」    
2020年3月8日(日)まで    
 

※新型コロナウイルス感染防止のため2月26日(水)をもって閉幕となりました

  • 開館時間
    9:30~17:00
    ※会期中の金曜・土曜は21:00まで開館
    ※入館は閉館の30分前まで 
  • 休館日
    月曜日
  • 入館料
    (税込)
    一般:1600円(1300円)
    大学生:1200円(900円)
    高校生:900円(600円)
    中学生以下無料
    ※( )は20名以上の団体料金
    ※障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示
  • 場所
    東京都台東区上野公園13-9
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
シェア
LINE