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今回のぶらぶらは、東京ステーションギャラリーで開催中の「佐伯祐三」展へ!佐伯祐三は、1920年代に、病をおしてパリに渡り、30歳という若さで亡くなった日本人洋画家です。東京では実に18年ぶりとなる今回の大回顧展には、厳選した代表作およそ120点が集まりました。学生時代の貴重な自画像の数々や、東京や大阪で描いた風景画はもちろん、佐伯にとって特別な街だったパリで描いた作品は、どれも傑作揃い!東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科卒業後、1923年に渡仏、フォーヴィスムの巨匠・ヴラマンクに自信作を見せたところ、「このアカデミック!」と一喝され、それまで築いてきたものが一気に崩壊…!そこから「自分にとってのオリジナリティとは?」という命題に、人生を懸けて向かい合っていきます。ヴラマンクに一喝された直後に描かれた、顔の消された自画像…、その意味とは?その後佐伯は、試行錯誤を繰り返す中、パリで独自の“正面性”と、踊るような“線”を確立していきます。時代を駆け抜けながら、夭折の天才画家がついに掴んだオリジナリティとは!?数々の代表作で、その魂の画業を振り返ります。
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らぶらぶ美術館