放送ラインナップ

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#418 秋の箱根でアート旅!巨匠ピカソの原点から晩年名作まで一挙堪能
〜名作の下に隠された幻の絵画!?最新科学で解き明かすピカソの真実〜
2022年11月15日 放送
ピカソ展 貴重な青の時代の作品が集結

今回は、紅葉でにぎわう箱根をぶらぶら。景勝地、仙石原・すすき草原で黄金色に色づき始めるすすきを見ながら、一行は、ポーラ美術館で開催されている展覧会「ピカソ 青の時代を超えて」へ。希少な10代の頃の作品から晩年まで、巨匠・ピカソの『画風の変遷』を辿るラインナップと共に、制作の背景にあった心境や生活の変化、女性遍歴についても深掘りしていきます。注目は、親友の死をきっかけに描き始めたとされる「青の時代」の作品群。国内外から7点も集結した今回、最新の科学調査から、作品の下層に別の絵が描かれていたことが判明。それは、ピカソが見つめた“ある女性たち”の姿でした。さらに、ピカソの代名詞「キュビスム」誕生前、セザンヌ的視点で模索した貴重な作品や、結婚・息子誕生によって変化した温かみのある「新古典主義」など、時代と共に移り変わる画風をじっくり堪能。新たな視点で、人間・ピカソを紐解きます。

らぶらぶ美術館

ピカソの青の時代は、キャンバスを何度も再利用していました。今残っている青の時代の作品が全てではなく、見たことない作品がキャンバスの下層に眠っていると思うと感慨深いです。常に描いているのが好きだったというピカソの姿勢は、映画『ミステリアス・ピカソ 天才の秘密』の制作過程でも明らかでした。キュビスムは唐突な表現技法と感じてましたが、セザンヌやアフリカ彫刻の影響を経るという、緩やかな変化があったのですね。

今回のおすすめミュージアムグッズ

パブロ・ピカソ「海辺の母子像」 モレスキンノート
ピカソも愛用したノートブック「モレスキン」がピカソ展オリジナルデザインで登場!青の時代を彷彿とさせる深い紺色のカバーには箔押しの展覧会ロゴが施され、帯と中面には「海辺の母子像」がプリントされています。チケットなどが収納できるポケットもついているので、ピカソ展鑑賞のお供に是非。

information

ポーラ美術館 開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて
2023年1月15日(日)まで
  • 開館時間
    9:00-17:00※入館は閉館の30分前まで。
     
  • 休館日
    年中無休(悪天候による臨時休館あり)
     
  • 観覧料
    一般:1800円(1500円)
    シニア割引(65歳以上):1600円(1500円)
    大高生:1300円(1100円)
    中学生以下:無料
    障がい者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで):1000円(1000円)
    ※小・中学生(無料)、大学・高校生、シニア(65歳以上)価格でのご入館の際は
    必ず学生証または年齢がわかる身分証明書等のご提示が必要になります。
    ※( )は15名以上の団体料金
    ※ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
    ※15名以上の団体もしくは貸切バスでのご来館の場合は、【事前にご予約が必要】です。
    ※混雑状況に応じて【展示室内のお客様人数を制限】しています。
    所定の制限人数に達した場合、展示室入口にて一時入室をお待ちいただく場合がございます。
    ※詳しくは美術館HPをご覧下さい。
     
  • 場所
    神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
     
  • 電話
    0460-84-2111
     
仙石原すすき草原
  • 場所
    神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
     
  • 電話
    0460-85-5700箱根町総合観光案内所
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