放送ラインナップ

放送ラインナップ

#330 三菱一号館美術館「吉野石膏コレクション展」
〜ピカソ・ゴッホ・ルノワール…近代西洋絵画の傑作でたどる“名画の旅”〜
2019年12月03日 放送
日本屈指のコレクションを堪能!

今回のぶらぶらは、三菱一号館美術館内にあるミュージアムカフェ・バー「Café1894」からスタート。“抽象絵画の創始者”とも呼ばれるカンディンスキーの作品が、そのままデザートになった展覧会コラボメニューをいただきます。タルトやムースで形作られた幾何学模様は、まさにカンディンスキー!見た目も楽しいスイーツ、そのお味は?
続いて一行は、そのカンディンスキー作品も展示されている、三菱一号館美術館の「吉野石膏コレクション展」へ。吉野石膏コレクションは、国内でも有数の質の高い作品が揃っていることで知られています。今回の展覧会は数々の名画を見ながら、近代美術史の歴史の流れを辿っていけるのが、大きな見どころのひとつ。
印象派の巨匠・モネが、亡くなった画家仲間、シスレーの家族のために、あるオークションを開催しました。そこには印象派の画家たちの絆の強さを物語る、心温まるエピソードが。あのルノワールよりも高値を付けたというシスレーの作品も登場!他にも、ピカソの珍しい“風景画”や、今回の展覧会で初公開されるルノワールの傑作など、見どころ盛りだくさん!
モネ、ルノワールなどの「印象派」から、セザンヌ、ゴッホなど「ポスト印象派」を経て、「フォーヴィスム」のマティス、「キュビスム」のピカソ、さらにはシャガールなどの「エコール・ド・パリ」まで!世界に誇る近代美術のコレクションを通して、美術史の大きな流れをじっくりと観ていく贅沢な一時間です。

らぶらぶ美術館

以前、山形で拝見したドガなどの作品と再会しながら、印象派からの流れを見渡せる展覧会でした。三菱一号館美術館の、洋館の居間のような雰囲気で鑑賞する名画は、たとえば暖炉があることで、その絵がお家に飾られている姿が想像できます。またエコール・ド・パリは外国人アーティストという区切りではなく、ほかの派に属さないアーティストをまとめた呼び方であると知りました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

ファロマスタード
印象派の誕生と同時期の19世紀フランスで生まれたマスタードです。創業以来、石臼を使って原料を粉砕するという製造方法にこだわった商品は繊細な香りが特徴。くるみマスタード、ゆずマスタード、ワインのブドウ果汁を加えたピノノワール・マスタードなど、味は全部で11種類。

information

三菱一号館美術館 
印象派からその先へー世界に誇る 吉野石膏コレクション展 
2020年1月20日(月)まで
  • 開館時間
    10:00〜18::00(入館は閉館の30分前まで)
    ※2020年1月3日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで
  • 休館日
    月曜日
    ※祝日・振替休日の場合、1月20日、トークフリーデーの12月30日は開館 
    ※12月31日、1月1日は休館
  • 観覧料金
    一般:1700円
    高校・大学生:1000円
    小・中学生:500円
    ※価格はすべて税込
    ※障がい者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料
    ※15~60名の団体料金(当日券の200円引き)あり。事前予約が必要
     詳しくはお問合せ下さい。
    ※アフター5女子割 第2水曜日17:00以降 / 当日券一般(女性のみ)1,000円
    ※思いやりウィーク 12月4日(水)〜10日(火)は、障がい者手帳をお持ちの方と、付添の方1名無料
  • 場所
    東京都千代田区丸の内2-6-2
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
Café1894 
  • 営業時間
    11:00〜23:00(L.O.22:00)
  • 休業日
    不定休
  • 場所
    東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1F
  • 電話
    03-3212-7156
シェア
LINE