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今回は、東京・青山一丁目にある、陶磁器ブランド「ヘレンド」からスタート。ハンガリーの首都ブダペストから2 時間ほどの距離にある村で、1826年に誕生したこの窯は、英国のヴィクトリア女王に見初められた事を機に、ヨーロッパの王室御用達ブランドへと成長。今でも、手描き・手作りにこだわった製品を作り続けています。こちらでは、女王やハプスブルク家と所縁のある作品を通して、ハンガリーの歴史や、日本との意外な繋がりなどについて学びます。
そして一行は、国立新美術館で開催中の「ブダペスト」展へ。ハンガリーを代表する2つの美術館から、主要作品が25年振りに来日しました。特に注目は、日本でなかなか観る機会のない、ハンガリーの近代絵画。“ハンガリーのモナリザ”とも称される「紫のドレスの婦人」や、世界的ピアニスト、フランツ・リスト最後の肖像画など、ハンガリー近代の画家たちによる名品の数々は、見逃せません。中には、あのアンリ・ルソーを思わせる超個性派の作品も!「日本から遠い国」のイメージもあるハンガリー。でも、そこで愛される芸術を知れば、もっと身近に感じられるかもしれませんよ。
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