放送ラインナップ

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#349 ぶらぶらプロデュース!夢の特別展①
~葛飾北斎の凄さがわかる!漫画家・しりあがり寿「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」展~
2020年06月09日 放送
パロディーを通して体感する葛飾北斎の本領

特別企画、ぶらぶらプロデュース!夢の特別展を開催!独自の切り口で番組のオリジナル展覧会を開いちゃおうという試みです。
第1回目は、アニメーションから現代アートまで幅広く活動する漫画家・しりあがり寿さんがゲスト。2018年すみだ北斎美術館で開催し、話題になりながらも8日間で終わった幻の展覧会「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」展を番組で復活させます。これは、稀代の浮世絵師、葛飾北斎の名作シリーズ「冨嶽三十六景」に、しりあがりさんが社会風刺やユーモアを交え、いたずらして生み出したパロディー作品の展覧会。今回は、しりあがりさんご本人が、ご自分の作品を解説してくれます。さらに、すみだ北斎美術館の学芸員をお招きし、北斎作品の真髄を深掘りします。有名な「神奈川沖浪裏」はどんな、しりあがり作品になったのか?赤富士で知られる「凱風快晴」は、どんなパロディーに?しりあがりさん曰く、「パロディー化することで、改めて北斎の凄さが見えてきた」のだとか。世界を驚かせた北斎の「冨嶽三十六景」と、笑えるしりあがりパロディー作品。その両方が楽しめる「ぶらぶらプロデュース!夢の特別展」です!

らぶらぶ美術館

36作品ではなく実際は46作品あったという北斎の「冨嶽三十六景」。しりあがり寿さんのパロディを通して、木目、幾何学模様、北斎はアーティストだけでなく、究極のエンターテイナーでもあったのだなと深く感じた企画でした。海外で浮世絵が知れ渡ったのも、ベロ藍の青の美しさだけではなかったのですね。

information

国際文化会館
  • 時間
    建物、庭園の見学は自由
    ※詳しくは総務部施設管理担当までご連絡下さい
  • 場所
    東京都港区六本木5‐11‐16
  • 電話
    03-3470-3212 (土日祝日・年末年始を除く 9:00~17:00) 
 
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