放送ラインナップ

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#377 世界を魅了した天才絵師・渡辺省亭 知られざる全貌 
〜ドガも驚嘆!鮮やかな花鳥画から、国宝・迎賓館の七宝額原画まで〜
2021年04月27日 初回放送
ブレイク前夜!渡辺省亭の魅力がまるわかり!

今回のぶらぶらは、東京藝術大学大学美術館「渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画」展へ!明治から大正にかけて活躍した渡辺省亭。その画業の全貌を明らかにする国内初の回顧展です。省亭は明治11年、パリ万博に作品が出品されたことを機に、日本画家として初めてヨーロッパに渡りました。印象派のドガやマネと交流を持ち、彼らにも大きな影響を与え、省亭の描く花鳥画は海外で高い評価を得ます。展覧会には、これまで知られていなかった個人コレクションを中心に、迎賓館赤坂離宮の七宝額絵の原画、海外の美術館から里帰りを果たした花鳥画の代表作が並びます。さらに、パリ滞在時、ドガの目の前で即興で描いたという逸話の残る席画も登場。解説は、ぶらぶらではすっかりお馴染みの美術史家・山下裕二先生。忘れ去られた画家の発掘作業を続ける山下先生が省亭の魅力を徹底解説してくれます。いま再注目の世界的画家・渡辺省亭の凄さがわかる回顧展、お見逃しなく!

らぶらぶ美術館

鋭い線で描かれた花々と、立体的な動物たちは、まるで本物を見ているかのよう。渡辺省亭の花鳥画は、迎賓館の七宝焼額の下絵にも使われています。一枚の絵の上に、風の流れ、枯れた花と、時間を感じることも。初めてヨーロッパに渡った日本画家であり、「ドガース君」と宛名の入った、ドガの立ち合いのもと描かれた「鳥図」も!伊藤若冲の影響も見られました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

花ワイヤーアートネックレス
展覧会のメインビジュアル《牡丹に蝶の図》がネックレスになりました。ヴェネツィアンガラスを使い、職人が1つ1つ手作り。牡丹にとまった蝶まで細かく再現されています。

information

東京藝術大学大学美術館
渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画
2021年5月23日(日)まで

※緊急事態宣言発令に伴い、臨時休館しています
 最新情報は美術館HPでご確認ください

  • 開館時間
    10:00~17:00
    ※入館は閉館30分前まで
     
  • 休館日
    月曜日(ただし5月3日は開館)
     
    • 観覧料
      一般:1700円
      高校・大学生:1200円
      ※中学生以下は無料。
      ※障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
      ※本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により変更及び入場制限等を実施する可能性がございます
      ※最新情報は、ご来館前に再度ホームページでご確認ください
       
  • 場所
    東京都台東区上野公園12-8
     
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
     
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