放送ラインナップ

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#323 この秋の大注目!「コートールド美術館展」
~印象派巨匠の名画が勢揃い!マネ最晩年の傑作20年ぶりの来日!~
2019年10月01日 初回放送
知る人ぞ知る名画の殿堂、世界有数のコレクション

今回のぶらぶらは上野へ。まずは上野恩賜公園「芸術の散歩道」で東京藝術大学の卒業制作を鑑賞。そして、この秋大注目の展覧会、東京都美術館で開催中の「コートールド美術館展」をぶらぶらします。イギリスの実業家サミュエル・コートールドが収集した印象派・ポスト印象派の世界有数のコレクションが20年ぶりに来日しました。セザンヌの《カード遊びをする人々》、ドガの《舞台上の二人の踊り子》、ゴーガンの《ネヴァーモア》など、名だたる名作が続々!ルノワールの初期の名作《桟敷席》は、第1回印象派展出品作。なかでも必見なのは、マネ人生最後の大作《フォリー=ベルジェールのバー》。主人公の女性の謎めいた表情、鏡に映る人物の不思議。鏡によって作られた複雑な空間など、マネが行き着いた絵画の世界とは。さらに今回は“名画を読み解く”ということで、美術館が持つ研究機関としての側面にも注目!画家の語った言葉や制作の背景、科学調査により明らかになった制作の過程も紹介します。貴重な絵画の購入伝票も公開!マネ人生最後の大作は一体おいくら?

らぶらぶ美術館

セザンヌやゴーギャンでは英国最大のコレクションを持つというロンドンのコートールド美術館。ロンドン大学付属の研究所でもあるということから、絵だけでなく、画家の手紙など研究も進んでいるため、今回の展覧会も趣向を凝らした展示に。セザンヌの「カード遊びをする人々」では人物を単体で描いてから、画面の中で再構成するという手法がパネル展示のおかげでよくわかりました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

画家の年表Tシャツ・トートバッグ
展示作品の画家21人の年表がプリントされた展覧会オリジナルTシャツ。一番長生きしたのは?一番短命なのは?モネとセザンヌはどっちが年上?など着ているだけで美術通!?絵画鑑賞にも役立つグッズで、トートバッグもあります。

information

東京都美術館
コートールド美術館展 魅惑の印象派    
2019年12月15日(日)まで    
  • 開室時間
    9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
    ※金曜日、11月2日(土)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
  • 休室日
    月曜日、10月15日(火)、11月5日(火)
    ※10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開室
  • 観覧料
    一般:1600円 (1400円)
    大学生・専門学校生:1300円 (1100円)
    高校生:800円(600円)
    65歳以上:1000円(800円)
    ※( )は20名以上の団体料金
    ※中学生以下は無料
    ※身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳料
     をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
     いずれも証明できるものをご持参ください
  • 場所
    東京都台東区上野公園8-36
  • 電話
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
上野恩賜公園 芸術の散歩道
  • 時間
    公園内自由
  • 場所
    東京都台東区上野公園・池之端3丁目
  • 電話
    03-3828-5644上野恩賜公園管理事務所
 
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