放送ラインナップ

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#387 大田区立龍子記念館「川端龍子 VS. 高橋龍太郎コレクション ―会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―」
〜戦争画から武者絵、仏像画まで 龍子作品に共鳴する現代作家が夢の共演!〜
2021年10月19日 放送
豪華コラボ、川端龍子と人気現代作家

今回のぶらぶらは、大田区にある「大森ふるさとの浜辺公園」からスタート。その公園の一角にあるのが、「大森 海苔のふるさと館」。大田区の海苔づくりの歴史を紹介する、入場無料の施設。「海苔船」や、取ってきた海苔を加工する「海苔付け場」を再現した部屋を見学します。
続いて、大田区立龍子記念館へ。こちらでは、近代日本画の巨匠・川端龍子と、今注目の4人の現代作家のコラボレーション企画展「川端龍子VS.高橋龍太郎コレクション ―会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―」を開催中。記念館所蔵の龍子の代表作と、日本屈指の現代アートのコレクター・高橋龍太郎氏のコレクションから、展覧会の監修者・山下裕二先生が厳選した現代作家の名作が並ぶユニークな企画展。龍子作品と現代アートのテーマが呼応・共鳴するような体感展示がなされています。両者を対比することで見えてくる世界とは?今回は山下裕二先生、自らが解説。登場する現代作家たちを無名の頃から見続けてきた山下先生ならではの秘話・エピソードもてんこ盛り!川端龍子の凄さのみならず、日本の現代作家の力、世界観も体感できるユニークな企画展、ぜひご一緒に。

らぶらぶ美術館

以前にも訪れた龍子記念館。この度は現代アートのコレクター高橋龍太郎先生のコレクションとの対比で鑑賞しました。中でも印象的だったのは、鴻池朋子さんの、「ラ・プリマヴェーラ」と川端龍子の「草の実」との対比。ボッティチェリの「春」と同名の鴻池さんの作品は、無数のナイフが飛び立つ少女を描き、物語を自分で想像する余韻を残します。

information

大田区立龍子記念館 
企画展 「川端龍子vs.高橋龍太郎コレクションー会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―」
2021年11月7日(日)まで
  • 開館時間
    9:00~16:30(入館は16:00まで)
     
  • 休館日
    月曜日
     
  • 入館料
    大人(16歳以上):500円
    小人(6歳以上):250円
    ※65歳以上(要証明)、未就学児は無料。
     
  • 場所
    東京都大田区中央4-2-1
     
  • 電話
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
     
大森 海苔のふるさと館
  • 開館時間
    9:00~17:00
     
  • 休館日
    第三月曜日(第三月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
     
  • 入館料
    無料
     
  • 場所
    東京都大田区平和の森公園2-2
     
  • 電話
    03-5471-0333
     
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