放送ラインナップ

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#402 今年いち押し!「メトロポリタン美術館展」前編
〜巨匠の名画で丸わかり!西洋絵画の500年〜
2022年03月22日 放送
教科書級名画のオンパレード!

今回のぶらぶらは、2週にわたってのスペシャル企画。今年、西洋絵画では最も注目される展覧会、「メトロポリタン美術館展」へ。ニューヨーク、メトロポリタン美術館のヨーロッパ絵画部門が改装中のため、通常なら門外不出の常設展示作品が65点も来日!しかも日本初公開がなんと46点という、もう二度とないのではと言われる千載一遇の大チャンスなのです。
テーマは、「西洋絵画の500年」。イタリアで始まったルネサンスから、19世紀のポスト印象派までを網羅。番組では、この500年の全貌を2週にわたって大特集します。
1週目は、ルネサンスからバロックまでの珠玉のオールドマスター編。滅多に来ない、初期ルネサンスの板絵作品。フラ・アンジェリコとフィリッポ・リッピの歴史的名画で、遠近法や人体表現の変化をじっくりと鑑賞。さらに、ヴェネツィアの巨匠・ティツィアーノの「ヴィーナスとアドニス」、ドイツの巨匠・クラーナハの「パリスの審判」と、彼らの代名詞的代表作を堪能。そして、絵画が劇的な変化を遂げるバロックは、イタリアはカラヴァッジョの名作「音楽家たち」からスタート。彼に影響を受けたフランスはラ・トゥールの「女占い師」。そしてスペインの大巨匠、ベラスケスの肖像画に、オランダのレンブラントまで。息をつかせぬ名画の連発、必見です!

らぶらぶ美術館

初期ルネサンスから、ポスト印象派までの500年を、まるで教科書を読むかの様に、順に追える展示でした。初期ルネサンス絵画は木製の板にテンペラで描かれています。後のキャンバスに描く手法は、湿気の多いヴェネツィアの影響だそうです。海上貿易国家だったことで、帆布が簡単に手に入ったというのも面白い理由です。

information

Information
国立新美術館 
メトロポリタン美術館展
西洋絵画の500年
2022年5月30日(月)まで
  • 開館時間
    10:00〜18:00
    ※毎週金・土曜日は20:00まで
    ※入場は閉館の30分前まで
     
  • 休館日
    毎週火曜日※ただし5月3日(火・祝)は開館
     
  • チケット
    混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)を導入します
    電話などでのご予約は受付しておりません
     
  • 観覧料(税込)
    一般:2100円
    大学生:1400円
    高校生:1000円
    ※中学生以下は入場無料
    ※団体券の販売はありません
    ※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料
    ※当日のみ有効のチケットを販売しておりますが、ご来館時に予定枚数が終了している場合もあります
    ※詳しくは展覧会HPをご覧下さい
     
  • 場所
    東京都港区六本木7-22-2
     
  • 電話
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
     
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