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今回のぶらぶらは、世田谷区から東京・丸の内に移転し、10月にリニューアルオープンしたばかりの静嘉堂文庫美術館へ!移転場所は、昭和初期の建造物としては、初めて重要文化財に指定された「明治生命館」の1階です。静嘉堂が誇る国宝全7件が一挙公開される開館記念展「響きあう名宝 曜変・琳派のかがやき」。静嘉堂は明治25年、三菱第二代社長・岩﨑彌之助によって創設され、息子の三菱第四代社長・岩﨑小彌太によって拡充されました。親子二代によるコレクションは、私立美術館の中でも屈指の質と量を誇ります。中でも“静嘉堂の至宝”とも言えるのが、国宝の「曜変天目」。今回は最新鋭の照明技術を使って展示されており、茶碗の中に広がる“虹色の宇宙”を、余すことなく、じっくりと鑑賞することが出来ます。また、琳派の祖・俵屋宗達の晩年の傑作、国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」は、開館記念展という事もあり、右隻左隻とも同時展示。さらに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…そうそうたる天下人たちの手を渡ってきた茶器も登場。“伝説の茶器”に隠された、ドラマチックな秘密にも迫ります。
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らぶらぶ美術館