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「夏の京都スペシャル」の後編は、黄檗宗大本山萬福寺と天才絵師、若冲が晩年を過ごした石峰寺へ。まずは、京都府宇治市にある日本三大禅宗のひとつ、黄檗宗大本山萬福寺。江戸時代に、中国から来た隠元禅師が開いたお寺だけあって、境内は全てが中国様式と異国情緒たっぷり。アミューズメント感があってまるで仏教のテーマパークのようです。例えば、お経は中国語だったり、境内全体が龍の形を模して造られていたり、扉にはなぜか「桃」の彫刻が施されていたり、七福神で知られる布袋さんがお寺の中心に祀られていたり、仏像が日本のとは違って表情豊かでキャラが濃かったり…。ぶらぶらメンバーは、目の前に現れる疑問をひとつひとつ楽しく探っていきます。さらに、中国の精進料理、普茶料理をぶらぶらメンバーは、初体験します。続いては、京都市伏見区、江戸時代の天才絵師、伊藤若冲が晩年を過ごした石峰寺も訪れます。まずは珍しい若冲の立体作品、石で造った五百羅漢像を鑑賞します。かつては1000体以上あったという五百羅漢像。絵師である若冲は、最晩年になぜ石仏を造ったのか?そして、お寺に伝わる若冲作品も特別に拝見。しかもその中の2作品は、メディア初公開です。若冲が晩年にこだわった魂のこもった水墨画をじっくりと鑑賞します。
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