放送内容

2012年9月25日放送

 
#79

アントワープ王立美術館所蔵「ジェームズ・アンソール展」
〜ベルギー近代絵画の奇才・アンソール、仮面と幻想の世界〜

「仮面の画家」ジェームズ・アンソール

今回は、「体感型」現代アートが無料で楽しめるNTTインターコミュニケーション・センターからぶらぶら。そして、損保ジャパン東郷青児美術館「ジェームズ・アンソール展」へ!ベルギー近代絵画を代表する画家、ジェームズ・アンソールは、ルーベンスらの巨匠をはじめ、写実主義や印象派といった当時のフランスの最先端美術の影響を受けながらも独自の世界を生み出した人物です。仮面や骸骨といったグロテスクなモチーフが登場する斬新かつ幻想的な作品をして「20世紀美術の先駆者」として高く評価されています。
今回、アントワープ王立美術館からやってきた100点を超える作品は、アンソールの代表作のみならず彼に影響を与えた画家の作品まで!ヨーロッパ絵画史とともに、アンソールの独創的な世界を辿ります。

不思議な魅力に迫る!損保ジャパン東郷青児美術館 ジェームズ・アンソール展

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
相沢紗世のラブ♥ラブ♥美術・博物館

こんなに面白いのに、19世紀末のヨーロッパでは、アンソールの斬新な芸術は理解されなかったなんて・・・。20世紀になってやっと彼に時代が追いついたんですね。

今回のおすすめミュージアムグッズ

マグカップ

アンソールが実際に使っていた名刺をそのままデザインしたマグカップ。骸骨などグロテスクなモチーフを数多く描いたアンソールらしく、そのモチーフは自分自身の“棺桶”。同じ柄のTシャツもありますよ。

 

Information

損保ジャパン東郷青児美術館
アントワープ王立美術館所蔵
ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜―

2012年11月11日(日)まで

開館時間 10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
※金曜日は20:00まで開館
※月曜休館(ただし10月1日、8日は開館)
※10月1日(月)は、お客様感謝デー無料観覧日
入館料 一般: 1000円(800円)
大・高校生: 600円(500円) ※学生証をご提示ください
65歳以上: 800円 ※年齢のわかる物をご提示ください
中学生以下無料 ※生徒手帳をご提示ください
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳)のご提示によりご本人とその介護者(1名まで)は無料
※被爆者健康手帳をお持ちの方は、ご本人のみ無料。
場所 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル42階
電話 03-5777−8600(ハローダイヤル:美術館利用案内)

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
「オープン・スペース 2012」展

2013年3月3日(日)まで

開館時間 11:00〜18:00
月曜休館(月曜が祝日の場合翌日)
年末年始(12/28〜1/4)休館
入場料 無料
場所 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
電話 0120-144199(フリーダイヤル)
 

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