放送内容

2012年1月31日放送

 
#53

フェルメールからのラブレター展
〜17世紀オランダ絵画に見る「コミュニケーション」の形〜

第49回ギャラクシー奨励賞

ただのスナップじゃない!? 17世紀オランダ絵画を読み解く!

今回のぶらぶらは、渋谷・道玄坂からスタート。まずは、昭和元年創業、80年を超えるの歴史を誇る名曲喫茶・ライオンへ。コンサートホールのような音響でクラシック音楽を楽しんだあとは、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「フェルメールからのラブレター展」へ!
オランダ絵画黄金期である17世紀を代表する巨匠、ヨハネス・フェルメール。生涯に三十数作品しか残していないといわれるフェルメールの「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使い」の三作品を一度に見ることができる貴重な機会です。そして、この展覧会では、「手紙」に代表される「コミュニケーション」をテーマに、フェルメールと同時代の画家が描いた当時の文化・風俗にスポットを当てています。描かれた人物のしぐさ、小物や静物にもすべて意味がこめられていた!?市民文化華やかなりし17世紀オランダをちょっとのぞいてみましょう。

300年前の真の姿が蘇る! Bunkamuraザ・ミュージアム フェルメールからのラブレラー展

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
相沢紗世のラブ♥ラブ♥美術・博物館

今まであまり気にしてなかった、絵の中の人物の手の位置やしぐさ。そして何気なく置いてあるように描かれている小物や楽器に至るまで、すべてに意味があったなんて驚きでした。フェルメールの絵を見て、私もメールだけじゃなくて、たまには手紙を書いてみようかな?なんて思いました♪

今回のおすすめミュージアムグッズ

展覧会限定 CA4LAコラボハット

展覧会をイメージして制作されたクラシカルなフォルムのフェルトハット。サイドの羽根は、手紙を書くときの羽根ペン、ボタンはシーリングをイメージしているそうです。

 

Information

Bunkamuraザ・ミュージアム
フェルメールからのラブレター展

2012年3月14日(水)まで

開館時間 10:00〜19:00
(入館は閉館の30分前まで)
※毎週金・土曜日は21:00まで開館(最終入館20:30)
入館料 一般: ¥1,500(¥1,300)
大学/高校生: ¥1,000(¥800)
中学/小学生: ¥700(¥500)
( )内は前売、20名以上の団体の料金
※学生券をお求めの際は、学生証のご提示をお願いいたします(小学生は除く)
※障害者手帳をお持ちの方および介助者の方(1名)は、
手帳のご提示で、入館料が一般:800円、大学・高校生:500円、中学・小学生:400円となります
場所 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

名曲喫茶ライオン

営業時間 11:00〜22:30(ラストオーダー22:20)
年中無休(※正月・盆休み有り)
場所 東京都渋谷区道玄坂2-19-13
電話 03-3461-6858
 

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