2019年2月26日 放送
#299 | 渋谷で春のアート散歩!ほっこり日本画と縄文の古代ロマン〜山種美術館「奥村土牛展」と國學院大學博物館・考古コレクション〜 |





渋谷で話題のアートスポットをぶらぶら
今回のぶらぶらは、渋谷で話題のアートスポットを巡ります。まずは日本屈指の歴史を誇る國學院大學博物館へ。約10万点の考古コレクションをはじめ、神道祭祀など、日本古代の歴史がわかるお宝が無料で観られる、知る人ぞ知る人気の博物館なのです。日本ではここにしかない、ユニークでなんだかかわいい「人面土器」にもご対面!全国から出土した多数の埴輪や縄文土器などを拝見、古代日本史をわかりやすくおさらいします。
そして山種美術館では、101歳まで生きた日本画家・奥村土牛の生誕130年を記念した大回顧展をじっくり。明治22年に生まれ、小林古径に師事した奥村土牛は、その長い人生の最後まで現役を貫きました。「つたなくとも、生き生きとした画」を目指し、ひたむきに歩み続けた生涯と作品の魅力を、土牛最後の弟子・日本画家の西田俊英さんの解説で読み解きます。温かい人柄までにじみ出た土牛芸術の世界へ、ご一緒に。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

國學院大學博物館では、変わった形の埴輪を前に、死者を黄泉の国で助ける副葬品であることから、古墳時代と古代エジプトの共通性を垣間見た気がしました。奥村土牛展では、奥村さんのお弟子さんで日本画家の西田俊英さんにご案内いただき、「物を書かずに、描く」ことを《吉野》の透明な桜色から感じ取ることができました。
矢じりトートバッグ
國學院大學博物館のミュージアムショップで大人気!カラフルで美しい縄文時代の矢じりがプリントされた「矢じりトートバッグ」。こちらの学芸員さんがデザインを手がけたオリジナルのグッズです。

Information
山種美術館
生誕130年記念 奥村土牛展
2019年3月31日(日)まで
開館時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 月曜日 |
当日券 | 一般:1200円(1000円) 大学・高校生:900円(800円) 中学生以下:無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、 およびその介助者(1名)は無料 ※きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は 団体割引料金 ※リピーター割引:本展使用済み入場券(有料)のご提出で 会期中の入館料が団体割引料金 (1枚につき1名様1回限り有効) |
場所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
電話 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |



國學院大學博物館
開館時間 | 10:00〜18:00 ※入館は17:30まで |
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休館日 | 不定期(館内保守及び大学の定める休日) |
入館料 | 無料 |
場所 | 東京都渋谷区東4-10-28 國學院大學渋谷キャンパス内 |
電話 | 03-5466-0359 |

