2019年2月12日 放送
#297 | 森アーツセンターギャラリー「新・北斎展」〜新発見・再発見が続々!新たな葛飾北斎像に迫る!〜 |





新たな北斎像に迫る1時間
今回のぶらぶらは、六本木の東京ミッドタウンからスタート。こちらに期間限定で登場したのは、六本木のイルミネーションを見ながらスケートが楽しめるスケートリンク。おぎやはぎ・小木さんと高橋マリ子さんがスケートに挑戦、冬の風物詩を楽しみます。
続いては六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「新・北斎展」へ。あの葛飾北斎にも、まだ知られていない作品があった!それが展覧会のタイトルに付いた「新」の意味。今回の展覧会は最近発見された北斎作品や、海外から初めて日本に里帰りする作品が数多く展示され、「新しい北斎像」がうかがえる貴重な機会となっています。
例えば、今回初公開される「鎌倉勝景図巻」。これは初期の北斎が描いた作品ですが、これまで知られてきたスタイルとは全く違う、穏やかな画風。この頃の北斎が新たな画風を求め、試行錯誤していたことがわかる貴重な発見です。さらに、アメリカから里帰りした北斎88歳の肉筆画「向日葵図」も拝見。浮世絵研究家・根岸美佳さんによる最新の北斎研究を聞きながら、新たな北斎像に迫ります。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

新・北斎展では、6つの作家名を使い分けた北斎の画業を順に追うことで、見えてくる新たな人物像がありました。天才というイメージがありますが、必ずしも最初から卓越していたわけではなく、傑作が後年に集中しているなど、私としては、雪舟と重なるところがありました。最期の言葉は「あと10年、いや5年の命があれば、本物の絵師になれるのに」。
銭湯の組上絵
ぶら美メンバーも驚いた「銭湯の組上絵」。作品を忠実に再現したグッズが登場です。組み立て方に関する説明書はなく、完成した商品を撮影したシートが付いています。みなさんも挑戦してみては?

Information
森アーツセンターギャラリー
新・北斎展 HOKUSAI UPDATED
2019年3月24日(日)まで
開館時間 | 10:00〜20:00 ※火曜日のみ17:00まで ※最終入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 2月19日、2月20日、3月5日 |
当日券 | 一般:1600円(1400円) 大学・高校生:1300円(1100円) 中学・小学生:600円(500円) ※未就学児無料 ※障がい者手帳をお持ちの方と その介助の方1名までは当日料金の半額 ※( )は15名以上の団体料金 |
場所 | 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ 森タワー52階 |
電話 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |



東京ミッドタウン
MIDTOWN ICE RINK in Roppongi
2019年3月3日(日)まで
時間 | 11:00〜22:00 ※受付21:00まで ※2月17日(日)は13:00オープンとなります。 |
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休日 | 期間中無休 ※荒天時、営業中止の場合あり ※イベント等により営業時間変更の場合あり |
料金 (税込) |
平日 大人(高校生以上):2000円 小人(中学生以下):1500円 土・休日 大人(高校生以上):2300円 小人(中学生以下):1800円 ※貸靴料込、館内で利用できるカフェチケット付 |
場所 | 東京都港区赤坂9-7-1東京ミッドタウン芝生広場 |
電話 | 03-3475-3100東京ミッドタウンコールセンター |

