2018年11月20日 初回放送
#290 | 晩秋の山形アート旅!名画の殿堂・山形美術館〜モネ・ピカソ・シャガール 珠玉のコレクション〜 |





アートの宝庫、山形市内をぶらぶら
今回は、晩秋の山形県山形市へアート旅!
まず、山形城跡地に造られた、秋は紅葉が楽しめる霞城公園からスタート。全国5位の規模を誇るお城の中には、ちょっと変わった建築が。それは、明治期に技術の粋を集めて作り上げられた「山形市郷土館」。西洋の建築を日本の大工が見よう見まねで作った「擬洋風建築の大傑作」と言われています。かつては県立病院として使われ、現在は国の重要文化財となっている木造4階建て、その建築美をじっくり見学します。
続いては、山形美術館へ。ここは、知る人ぞ知る、美の殿堂!近代西洋絵画では日本屈指の吉野石膏コレクションが見られる美術館なのです。今回は、そのコレクションの中から、「ベスト・オブ・ベスト」をご紹介!以前番組でも紹介したドガや、モネの名画をはじめ、世界中の美術館から貸出依頼が来るルノワールは珍しいパステルを用いた美少女の肖像画。「こんなシャガール見たいことない!」的な、暗い迫力のあるシャガールの作品、そして、ぶら美メンバーの大好きなルソーやピカソの名画も!名画の時代背景や逸話なども交えながら、コレクションをじっくり堪能します。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

紅葉が見事な山形市内。お城のすぐ近くにある山形市郷土館は明治の近代化により建てられたレトロな和洋折衷の建物。螺旋階段では目が回りました。山形美術館は、ぶら美ですでに目にした作品も数多く所蔵し、ドガの「踊り子たち」とも懐かしい再会でした。
Information
山形美術館
開館時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 毎週月曜日、および12月28日から翌年1月3日 展示替えなどのため臨時休館あり |
入館料 | 一般:500円(400円) 大学・高校生:300円(240円) 中学・小学生:100円(80円) ※( )は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)半額 ※毎週土曜日、小・中学生は無料 ※常設展に限りシニア割引(65歳以上)あり (受付へ申し出) ※特別展、共催展の入館料はその都度異なります |
場所 | 山形県山形市大手町1-63 |
電話 | 023-622-3145 |


国指定史跡山形城跡「霞城公園」
開園時間 | 5:00〜22:00(4月1日〜10月31日) 5:30〜22:00(11月1日〜3月31日) |
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休園日 | 年中無休 |
入園料 | 無料 |
場所 | 山形県山形市霞城町1-7 |
電話 | 023-641-1212(山形市公園緑地課) |

山形市郷土館(旧済生館本館)
開館時間 | 9:00〜16:30 |
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休館日 | 年末年始(12月29日〜1月3日) |
入館料 | 無料 |
場所 | 山形県山形市霞城町1-1(霞城公園内) |
電話 | 023-644-0253 |
