放送内容

2018年10月2日 放送

 
#284

秋の海辺・葉山でアート旅!山口蓬春記念館〜皇室のお宝巡りと名画・庭園も楽しめる邸宅ミュージアム〜

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自然も彫刻も建築も名画も…!

今回は神奈川のリゾート地、葉山でアートスポットめぐり!
海を臨む「山口蓬春記念館」は、蓬春のかつての自宅兼アトリエを利用した美術館です。大正から昭和にかけ、新たな日本画を独自に模索し続けた日本画家、山口蓬春。その名画の数々はもちろん、美しい日本庭園に、モダンで開放的なアトリエなど見どころがいっぱい。
洋画を学ぶ事から始まった蓬春の画業。松岡映丘との出会いで日本古来の大和絵に移行。新しい大和絵を生み出し、名声を得ます。戦争をはさみ、藤田嗣治とも交友し、日本画と西洋画の融合に挑んだ蓬春。そして、生まれた「蓬春モダニズム」は、やがて独自の「新日本画」の世界に辿り着きます。この足跡を名作と共に、じっくりと解説。
注目の蓬春のアトリエは、近代の数寄屋造りの巨匠で文化勲章受章者、吉田五十八が手掛けた傑作です。光を取り込む巨大窓や、絵を描く時に影が出ない工夫など、蓬春と五十八がアイデアを出し合しあった秘密基地のような画室で、創作の秘密に迫ります。 さらに、神奈川県立近代美術館葉山では、無料で楽しめる海辺の彫刻散策も。秋の1日、葉山でアート三昧はいかがですか?


※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

レストランからの海の眺めで有名な神奈川県近代美術館。この日は休館日でしたので、外の彫刻を拝見。触覚(西 雅秋)聴覚(鈴木昭男)味覚(ホセインゴルバ)をそれぞれ刺激される彫刻でした。そのまま歩いて山口蓬春記念館へ。「蓬春モダニズム」と呼ばれた画風は和洋折衷で、常に新しい技法を模索する姿勢が感じられます。アトリエ、お洒落です!

 

Information

山口蓬春記念館

開館時間 10:00〜17:00
※入館は16:30まで
休館日 月曜日(祝・休日の場合は開館、翌日休館)
展示替え日、館内整備日、年末年始
入館料 一般:600円(500円)
高校生以下無料
※( )は20名以上の団体料金(1週間前までに予約が必要)
※障がい者手帳をお持ちの方とその同伴者1名は100円割引
場所 神奈川県三浦郡葉山町一色2320
電話 046-875-6094

神奈川県立近代美術館葉山

開館時間 9:30〜17:00
※入場は16:30まで
休館日 月曜日(ただし祝日および振替休日の場合は開館)
展示替期間、年末年始(12月29日から1月3日)
入館料 コレクション展
一般:250円(150円)
20歳未満と学生:150円(100円)
65歳以上:100円
高校生:100円
※中学生以下は無料
※( )は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、
 被爆者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳、
 愛の手帳の所持者及びその介助者の方は無料
※毎月第1日曜日は、18歳未満のお子様連れのご家族は
 割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます
※企画展の観覧料は展覧会によって異なります
 詳しくはお問合せ下さい
場所 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
電話 046-875-2800

葉山しおさい公園

開園時間 8:30〜17:00
※入園は16:30まで
休園日 月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月28日〜1月3日)
入園料 高校生以上:300円(250円)
小・中学生:150円(100円)
※( )は20名以上の団体料金
※未就学児は入園無料
※身体障がい者手帳及び療育手帳、
 精神障がい者保健福祉手帳を
 提示された方および介助者1名は入園無料
場所 神奈川県三浦郡葉山町一色2123-1
電話 046-876-1140
 

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