2018年9月18日 放送
#283 | 世界が注目!建築倉庫ミュージアム〜有名建築家の夢、未来に受け継がれる模型たち〜 |





「幻の建築」が未来につながる!
今回のぶらぶらは、アートスポットとして注目されている東京・天王洲アイルへ。
まずは「PIGMENT(ピグモン)」。岩絵具、ニカワ、絵筆等を販売している伝統画材の専門店です。ぶら美メンバーは絵の具作りも体験!さまざまな顔料を混ぜて、世界に1つだけのオリジナル絵の具を作ります。
続いて、建築倉庫ミュージアムへ。こちらは、有名建築家が作った建築模型を鑑賞できる、国内唯一のミュージアム。現在、「UNBUILT:Lost or Suspended」展が開催中。そのタイトル通り、コンペで惜しくも敗れてしまった模型や、計画が途中で頓挫してしまった模型、つまり「現実には建てられなかった建物」の模型を集めたユニークな企画展です。
設計された当時にはデザインが先を行き過ぎていたり、複雑すぎる設計で当時の技術では建てることが出来なかったり…“ボツ”になった理由は様々。しかし、時代を先行した“ボツ”模型は、将来の建築に活かされることもある、まさにアイデアの宝庫!実際その後に実現に結びついた例もあり、逸話を交えながらその意図や意義や紐解いていきます。
幻の建築模型を見ることで、日本の建築文化の豊かさや移り変わりを知ることが出来、ユニークな視点がひらける1時間です。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

倉庫が並ぶ天王洲アイルはアートスポットとしても注目されているようですね。「ピグモン」ではラピスラズリの顔料の美しさに感動しました。そして建築倉庫ミュージアムでは「建てられなかった」もしくは「停滞中」などの模型を見ましたが、中でもツリーハウスのプロジェクトにはワクワクさせられました。
Information
建築倉庫ミュージアム 展示室B
UNBUILT:Lost or Suspended
2018年10月8日(月・祝)まで
開館時間 | 11:00〜19:00 ※入館は18:00まで |
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休館日 | 月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日休館 |
入場料 | 一般:3000円 大学・専門学校生:2000円 高校生以下:1000円 ※展示室A・B両展示観覧可能 ※障がい者手帳をお持ちの方とその付添者1名無料 入館の際、学生 証等の年齢のわかるもの、 障がい者手帳等をご提示 |
場所 | 東京都品川区東品川 2-6-10 |
電話 | 03-5769-2133 |


PIGMENT ピグモン
営業時間 | 11:30 - 19:00 |
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定休日 | 月曜日、木曜日 |
場所 | 東京都品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F |
電話 | 03-5781-9550 |
