放送内容

2018年7月31日 初回放送

 
#277

超話題!森美術館「建築の日本展」〜建築大国ニッポン!千利休の国宝茶室に世界の丹下まで〜

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ニッポン建築の凄さに触れる1時間

今回のぶらぶらは、森美術館で開催中の「建築の日本」展。古代から、現代までの名建築、100プロジェクトが集結、かつてない日本の建築の大回顧展です。番組では、展覧会の監修を務める藤森照信さんのご案内で、絶対に知っておきたい日本の名建築を紹介します。
目玉は、千利休が設計したとされる茶室、「国宝・待庵」の実寸再現模型。ぶらぶらメンバーも、利休の理想の空間を夢体験!そして、巨匠・丹下健三の作品も。1964年の東京オリンピックで、世界的注目を集めた名建築「代々木競技場」。『世界の丹下』誕生のきっかけとなったレガシーを解説します。
さらに、二重らせん構造の木造建築「会津さざえ堂」、公共建築の概念を覆した、古代遺跡のような「名護市庁舎」、信じられない工法と手間をかける、洞窟のようなレストランなど、驚きの名建築が次々登場。
そして何と、展示作品のひとつにメンバーが探訪して実物を拝見!それは、「三田のガウディ」と呼ばれ、1人で自分のビルを作り続ける男・岡啓輔さんの「蟻鱒鳶ル」。13年経ってもなお建設中。名建築?それとも珍建築…?!
日本の建築の凄さ、素晴らしさ、面白さ、すべてが詰まった1時間です。


※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

千利休の現存する唯一のお茶室「待庵」の居心地を、実寸大模型で体験することができました。ちょうどいい広さで、計算しつくされた「おもてなし」を感じます。世界に誇る「建築の日本」を見渡すと、やはりル・コルビジェが追求した美は日本にすでに存在していたと気付きます。

 

Information

森美術館
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展
建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

2018年9月17日(月)まで

開館時間 10:00〜22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
休館日 会期中無休
入館料(税込) 一般:1800円(1500円)
学生(高校・大学生):1200円(1100円)
子供(4歳〜中学生):600円
シニア(65歳以上):1500円(1400円)
※( )は15名以上の団体料金
※三スケ割
 割引対象:三角スケールを持参の方。
      子供(4歳〜中学生)は対象外
 割引内容:一般、学生(高校・大学生)、
      シニア(65歳以上)は一律100円引き
※リピート割
 割引対象:「建築の日本展」前回来館時のチケット半券を
      持参の方。子供(4歳〜中学生)は対象外
 割引内容:一般、学生(高校・大学生)、
      シニア(65歳以上)は一律100円引き
場所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

蟻鱒鳶ル (ありますとんビル)

見学 建物の外からの見学は自由です
場所 東京都港区三田4-15-34
 

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