放送内容

2018年5月8日 放送

 
#268

東京国立博物館「名作誕生」〜日本美術の家系図!雪舟・等伯・若冲の傑作誕生の秘密に迫る〜

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日本美術、傑作誕生のドラマ

今回のぶらぶらは、東京国立博物館が舞台。東博の本館が、あのミシュラン三ツ星を獲得したことで外国人の来館が急増!星を獲得した展示品、埴輪や土偶を見学、新説も飛び出します。
そして、平成館で開催中の「名作誕生〜つながる日本美術」へ。「誰もが知っている日本美術史上の名作は、一体どうやって生まれたのか?」そんな名作の背景を知り、日本美術の変遷を体験できる話題の展覧会です。しかも、国宝や重文だらけ!教科書で見た「あの傑作」を、わかりやすい解説で「つながる日本美術」を体感できちゃいます。
例えば仏像。「一木造」誕生のきっかけは、あの高僧、鑑真!?画聖・雪舟や伊藤若冲、その出発点は中国絵画をとことん模写したこと。「真似」から独自の表現に至る過程が見えてきます。また、長谷川等伯の代表作にして日本の水墨画の最高峰、国宝「松林図屏風」も登場!描かれている松の表現に至る「つながり」も解明します。


※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

傑作はひらめきだけでは生まれない。雪舟は最初は完璧な墨絵をかいていたわけでなく、中国へ渡ったのも思ったよりも遅めでした。若冲も自身の作品を「自己模倣」することで、試行錯誤を繰り返しています。そして、等伯の「松林図屏風」。幽玄とはこういう世界を言うのでしょうか。

 

Information

東京国立博物館 平成館
創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年特別展
「名作誕生−つながる日本美術」

2018年5月27日(日)まで

開館時間 9:30〜17:00
※入場は閉館の30分前まで
※金曜・土曜は21:00まで開館
休館日 月曜日
観覧料 一般:1600円(1300円)
大学生:1200円(900円)
高校生:900円(600円)
※中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
※障がい者とその介護者一名無料
 入館の際に障がい者手帳などをご提示
※本展観覧券で会期中観覧日当日1回に限り
 総合文化展(平常展)入場可
場所 東京都台東区上野公園13-9
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

東京国立博物館
総合文化展(平常展)

開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
※毎週金曜、土曜日および
 2018年10月31日(水)、11月1日(木)は21:00まで開館
※2018年4月〜9月までの日曜、祝日、休日は18:00まで開館
※2018年9月21日(金)、22日(土)は、
 22:00まで開館します。
休館日 月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、
    翌平日に休館)
年末年始(2018年12月26日(水)
     〜2019年1月1日(火・祝))
※ゴールデンウィーク期間と
 お盆期間中(8月13日〜8月15日)は、原則として無休。
料金 一般:620円(520円)
大学生:410円(310円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者とその介護者各1名は無料です。
 入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は、
 総合文化展について無料です。
 入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、
 運転免許証など)をご提示ください。
場所 東京都台東区上野公園13-9
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
 

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