2018年4月17日 初回放送
#266 | 世界的収集家の慧眼!「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」〜ルノワール、モネ、ゴッホ、ピカソ…誰もが知る傑作が勢揃い!〜 |





絵画史上 最強美少女に会いに行こう!
今回は、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」へ!
ビュールレ氏は、印象派やポスト印象派をメインに数々の名画を集めた世界有数の個人コレクター。生涯かけて集めた作品数はおよそ600点!圧倒的な量のみならず、その“質”の高さが、すごいんです。注目は、ルノワールの最高傑作としても名高い「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」。美術史上に燦然と輝く美少女として有名な作品ですが、実は、イレーヌの両親は全く気に入っていなかった…?!その理由とは?
そして、モネの代名詞とも言える「睡蓮」の、高さ2m、幅4mの大作が日本初公開!今までスイスから一度も出たことがなかった、いわば“門外不出”の大傑作です。さらに、“奇跡の生還”を果たした名画も登場!2008年“欧州史上最大の美術品盗難事件”が発生。被害総額はなんと180億円!しかしその後、美術品は奇跡的に回収されました。今回は、その時盗難にあった計4作品が、全て来日!中でもセザンヌの最高傑作としても知られる「赤いチョッキの少年」は必見です。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

マネからピカソまで、印象派とポスト印象派に関して、時系列や画家の作風の変遷を大切に選び抜かれたビュールレ・コレクションは、一つ一つがそれこそ印象に残る作品ばかりでした。ルノアールの描写に改めて驚かされたり、ゴッホの作品の前では心が痛んだり。感情が揺り動かされる展覧会でした。
ビュールレ氏がデザインされたトートバッグ
トートバッグ専門ブランド、ルートートとのコラボで、若き日のエミール・ゲオルク・ビュールレ氏のイラストがプリントされています。収集家にスポットが当たっためずらしいグッズです。

Information
国立新美術館
至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
2018年5月7日(月)まで
開館時間 | 10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで ※毎週金・土曜日、4月28日(土)〜5月6日(日)は 20:00まで開館 |
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休館日 | 毎週火曜日 ※5月1日(火)は開館 |
拝観料 | 一般:1600円(1400円) 大学生:1200円(1000円) 高校生:800円(600円) ※中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料 |
場所 | 東京都港区六本木7-22-2 |
電話 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |

